僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 [Kindle]

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  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • 知識を得る為には毎日の読書4時間など朝と夜に新聞の気になる記事のチェックを2時間などあの2人ですらこんなにも普段から情報得るのに時間を使っているのを知ったので自分も見習ってまずは読書ノートをつけるようにする!

  •  勤勉という言葉が当てはまる代表格とも言える池上さんと佐藤さんのinput術が学べます。
     本書では新聞や書籍からの学びかたのコツも述べられていますが、ビジネス誌や週刊誌、ネットの活用のコツも述べられています。
     「新聞はよくてネットはダメ」などとつけ話すのではなく、ネットにはネットの良さがある。しかし、注意すべき点もあるといった形で紹介されています。そのため、自分に合った情報収集を適切に行えるようになりました。
     新聞や書籍を通じた情報収集に抵抗がある方にもにオススメしたいです。
     また、私が本書の中で最も衝撃的だったのは佐藤さんのinput比率が、新聞;6、雑紙、テレビ、書籍、ネット;2、電報;1であり、人からの情報は残り1割程度であったという点です。セミナーや交流会に参加するよりも新聞や書籍の方が圧倒的にinputの質が良いと学べ、地道な情報収集が大切なのだと考えました。

  • よし、新聞を読もうとやる気にさせてくれる本。
    ネットで簡単にニュースが見られる現在、なかなかじっくり新聞を読むということをしていなかった。
    早速、毎日時間をかけて新聞を読もうと調べるが、新聞記事の有料会員はどれもサブスクの中では、高額で契約までは至らなかった。(有料だからこそ、続けられるのかもしれないが)
    とりあえず無料で読める範囲から新聞を読む習慣をつけようと思う。

    「ネット断ち、酒断ちをすることで読む時間を確保することができる。読書や新聞は1日の目標時間を決めておく。」
    この方法もすぐに取り入れて、忙しいを言い訳にせず読書時間を増やしていきたい!

  • 池上彰と元外交官の佐藤優が、文字通り本の読み方について対談した一冊。

    新聞、雑誌、ネット、書籍と一通り書いてあり、彼らのような多読は難しいものの、とても参考になった。

  • 新聞や雑誌などの情報媒体をどうやって読めばいいのか?その付き合い方について、テレビでも有名な池上彰と佐藤優が対話形式で載せられています

    新聞や本を読んで学習をしようと思い立っても、なかなか続かなくてやめてしまうことが多い人には参考になる話が多くありました。ただ、この二人のような職種でないとそのまま参考にするのは難しいと感じるところも多々ありました

    一方でネット記事を多用している人に対して、ネットを読むではなくみている人が多い。というのは身に覚えがあり改めようと感じました

    『漢方薬のように、じわじわと効いてくるのが基礎知識であり、教養というものなのでしょう』

  • 自分で実施できそうだと思ったのが以下の点。 SNSやネットサーフィンは記憶に残らないし情報をインプットするのに効率が悪いので、出来るだけやらないようにする。 NHKニュースのウェブサイトはニュースチェックに便利 。 雑誌はサブスクリプションで気になる特集のある時だけ読むので良い。

  • 太字と極意とまとめられた部分だけ読めば終わる本。
    正直、読書の技法さえ読んでればあまり必要ではない

  • 二人の濃密なインプットの仕方が具体的に書かれている。特に新聞の読み方は他にはないくらいに懇切丁寧に書かれている。実践は難しそうだが、初歩的なことも触れられているので着手しやすい。おすすめ。

  • 1/17
    この人たちの一日の時間の活用方法に驚くばかりだが、真似できる部分は実行してみたい。
    まずは新聞二紙目と、スタディサプリも興味あるなー

  • 対談形式かつ各媒体の読み方がわかりやすく示されています。
    7年以上経過している本ではありますが、根本は変わりません。
    むしろ、情勢に合わせた本書の読み方をまるで試されている感じがします。

  • この人たちには1日48時間与えられていると思っていましたが、情報の取り方のコツがこの本でわかりました。佐藤氏がdTVを見ているいのは意外。
    #Audible

  • - 新聞・雑誌・書籍は特徴が異なる。目的によって使い分ける。
    - 新聞は見出しを中心に飛ばし読み、世の中で起きている事を知るために使う。
    - 週刊誌は世の中の雰囲気・話題を知るために使う。
    - 経済誌はビジネスや経済の初動を掴むための水先案内人。

  • ニュース情報のインプットがうまくいってないなという気持ちから、新聞紙にとどまらない項目まで網羅してそうな本書を読んでみた。

    一応ビギナー向けに書かれている内容もあるけど、知識人同士の対談形式ということもあり、どちらかというとある程度の情報収集能力・エリート層寄りのビジネスマン向けにはなるかなという印象。
    またそこまでデジタル世代ではない方たち&2016年時点の情報ということで、もっとデジタル向きのうまいやり方は出てきてるだろうと思うし、出版された時点のおすすめが本当に今おすすめなのかは、懐疑的な部分があります。

    基礎的な考え方の部分では、参考になると思われる部分もあったので、自分なりにビギナースタートで、本書はあくまで参考にして試行錯誤していければ良いかな、と思います。

  • 新聞や書籍、ネットはもちろんだが、総合誌や週刊誌など雑誌についての情報も掲載されているのは面白かった。

  • 佐藤さん・池上さんの情報収集や勉強の仕方がかなり具体的にまとまっていて、非常に参考になった。
    新聞の読み方を知りたくて買った本だったが、その他の項目についても是非活用していきたいと思う。

  • 読書や時事情報の収集術。
    本書で語られている通り、その方法は人それぞれだし、どれが正しいなどはない。
    全くその通りで、本書で語られる2人の習慣や方法に、自分とこう違うんだな、へー、くらいの感想しか抱かず、本書を読んでなにか得るということもなかった。

  • 【メモ】
    世の中を「知る」には新聞、世の中を「理解する」には書籍がベース。ニュースをきっかけにして、わからないところが出てきたら関連する本を片っ端から読む。両方を使いこなすことが重要で、一方に偏るのはよくない。

    新聞の読み方:朝は各紙の見出しに目を通し、その日の全体像を捉える。気になった記事を夜1時間かけて読み込む。少なくとも最低2紙は目を通す(見方の偏:朝日・毎日・東京/読売・産経/日経)。読むかどうか迷った記事は読まない。「見出しだけで済ませる記事」「リードまで読む記事」「最後の本文まで読む記事」の3段階に分けて読む。

    雑誌の読み方:dマガジン等定額読み放題サービスを利用する。雑誌は興味や関心、視野を広げるのに役立つ。パラパラ読んでいると意外な情報出会うので、日課ではなく隙間時間を利用する。週刊誌は世の中の雰囲気を抑えたりトレンドを知るのに適している。自分が信頼できる書き手の記事を中心に読むのが、週刊誌との王道の付き合い方。

    ネットサイト:新聞や雑誌が持つ「編集」と「校閲」の2つの重要な機能が欠如して言うため、そこから正しい情報だけを選ぶのはかなりの知識とスキルが必要。ネットサーフィンの誘惑も含めて、かかる時間に対して得られる情報が少ないのがネットの特徴。そもそもネットで入手できる情報の多くが二次情報、賛辞情報。その上でおすすめのサイトはNHKオンラインや東洋経済オンライン。

    SNS:スマホ依存は学習を阻む大きな障害。1日4時間のインプットの時間は、パソコンもタブレットも電源を落とす。

    書籍:基礎知識は書籍でしか身につかない。書籍は体系的に一つのまとまった世界として内容を提示している。ただし、偏った見解で書かれているものもあるため、読む本は選ばなければならないというのも事実。関連書籍を探す場合は、リアル書店に足を運んで棚を見るのがベスト。いい本に出合うためのコツは、本をたくさん買うこと。古典作品を読みこなすことも重要。興味のある分野のニュースと関連する古典を読む。読書ノートを付ける。著者名と署名、公私問わず何か出来事があった場合はメモとして残しておく。

  • 池上彰さんと佐藤優さんの対談形式でまとめられた本。
    情報の読み方、読書の仕方、社会人としての教養の身に着け方について、具体的な参考図書も盛りだくさんで紹介されている。

    取り入れて見たいと思ったことは、中学校の教科書(公民)を勉強するということ。政治や経済についての大人向けの参考書を読んでもイマイチ理解できないレベルの私には、確かに中学校レベルから読んだ方が入りやすそうだと思った。

  •  知識は生きていく上で必要なもの。現代のような、情報があふれている世界でうまく生きていくには知識が重要となる。情報を理解すること、判断することは知識量がないとできない。
     知識を吸収するには、新聞や雑誌、書籍などが良い。取材に基づいた質の高い情報が得られるため。そしてその情報を効率よく読むことが求められる。
     本書では、池上彰と佐藤優の「読み方」のノウハウが対談形式で紹介されている。


    結論要約

     ビジネスパーソンは質のよい効率的なインプット。そして自分の考え、意見、理解をアウトプットすることが大事。それがビジネスに役立つ。

     世の中を「知る」には新聞、世の中を「理解する」には書籍、土台となる基礎知識は「教科書・学習参考書」で身につける。

     新聞を効率よく読むには、読むものを厳選する。「見出し」と「リード」に目を通し、「本文」は「読むべきか」迷ったら読まない。

     雑誌もインプットには最適。ただし、時間のある時。時間があれば書籍を読む。興味があるもの、理解できる記事だけをピックアップして読むことが大切。

     書籍は、書店で探すとよい。関連本を一覧で探すことができる。読みかたは、「はじめに」と「おわりに」を読み、次に「目次」を読む。この本のどこが「重要か」のあたりをつけ、そこを重点的に読む。


    最大の気づき

     新聞、雑誌、書籍も飛ばし読みが基本で、重要じゃない箇所は「読まない」ことが大切だと知った。全部をしっかり読もうとすると最も大切な「時間」が奪われてしまう。手段と目的を間違えないようにするべき。

     著者2人は活字から多くの情報を得ている。それは、信頼できる情報だから。また、良い情報は保存しておき、時間がたったら再び見直すということもやっていた。

    学び
     自分も時間をかけず読み、得られるものは最大化する習慣を身につけようと思った。学んだものは保存しておき、見直すことも大事だな。

  • 様々なメディアによって膨大な情報が氾濫している現代、正しい知識を効率的に吸収するための方法を池上さんと佐藤さんが解説してくれます。新聞、雑誌、ネット、書籍、教科書・学習参考書の使い方を実体験を交えて分かりやすく説明されています。特に、多くの人が多大な時間を費やしているであろうネットについては、便利である反面、様々な落とし穴があることに気付かされ、非常に参考になりました。
    巻末では、池上さん、佐藤さんの本の読み方や、文中で紹介されたネットのURLや雑誌、書籍のリストも掲載されていて、これだけ読んでもとても参考になるのではないかなと思いました。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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