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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (387ページ)
感想・レビュー・書評
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読み始めてデジャヴを感じると思っていたら、やはり昔ハヤカワから出版されたバージョンを既読だった。
こちらは初の完訳で、旧訳ではバークリー医師の恋愛部分が大幅にカットされているということだ(があまり覚えていない)。
親戚の家を訪ねてそこから忽然と消えた男。奇妙な遺言状を巡って彼の弟と親戚が対立することになり、ソーンダイク博士が調査にのり出す。
今のテンポからすると少し冗長で退屈に感じる部分もあるが、訳者解説を読んで、それを含めてフリーマンの作風であり味わいなのかもと思った。ソーンダイク博士の綿密な論証はなかなかに圧巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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