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- / ISBN・EAN: 4589921404389
感想・レビュー・書評
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ゾンビ映画は嫌いなのに、最後まで楽しめました。
「なんか、変」のバランスが絶妙。ほとんど変なんだけど。
なぜかその世界観をすんなり受け入れてしまっていた。
リリー・ジェームズはシンデレラよりこっちの方が似合っている?
姉妹たちのゾンビとの戦いっぷりがいい。
芯の強そうな表情が、時に見せる女性らしさ。
古典的名作とゾンビホラーと恋愛映画を一気見した感じ。
これってお得なの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このジャケからB級パニックホラーだと高括ってたら、19世紀イギリスの空気壊さず真面目に作られてて驚いた!良い意味で!ホラーというよりゾンビが存在する世界のラブロマンスって感じだけど、ドレス着た美女が剣でゾンビバタバタ切ったりのお約束も見れて楽しい~良い
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いつの間に好きになったの?みたいな。
胸が引き裂かれるような恋愛じゃなかったからいまいち盛り上がりに欠けたと思う。
女の人だけの内情だけじゃなく男の人の悲しい表情とか酒に溺れるシーンとか出せたら良かったかも。
人としてダメな部分が無かったから人として観れなかったのかな?
ゾンビも安っぽい。
典型的なゾンビ。
ただの安っぽい恋愛とゾンビを掛け合わせたような映画だった。 -
こんなタイトルをつけられたら観ない訳にはいかない! どうせそーとーのB級だろうとタカをくくっていたら、意外にもキーラ・ナイトレイが主演をつとめた正統派作品の方にも匹敵するほどの美術や衣装!! かなりお金もかかっているし、撮り方もしっかりしている。そして物語の方もジェーン・オースティンの主題とはちょっとズレちゃってるけど、なかなか深い。こーゆー当たり作品があるからB級映画漁りはやめられない。ハズレが8割方だけど。☆4
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ゾンビに溢れた19世紀のイギリス。中国武術で身を守る五人姉妹は婚期を迎えていた。そこに高慢な男が表れて。。。
ゾンビもセットもアクションもちゃんとつくり込んであるのは大きく評価。ふざけた映画だけど真面目につくってる。
出てくる若手俳優達はほとんど知らなかったんだけど、この後有名になってくる人もいるんだろうなぁ。美男美女ばかりで、トワイライト的な狙いもあるのか。
ゾンビが必ずゾンビ的になるわけでないという設定は面白い。豚の脳とかその他もろもろで人間を保ったままゾンビになれることをうまく活かしたストーリー。
バカなことほど真面目にやらないとね。 -
舞踏会に行くまでは凄くよかった。
期待してしまったのでその分少しガッカリ。 -
当時の英国の貴族階級の話が垣間見える話でした。とにかくヒロインのエリザベスをはじめ、優美なドレスを着た女性達のアクションが勇ましく武器を扱う様子も良かったです。平和なラストからエンドロールと思いきやその後の映像に驚きました。
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噂通りきちんと高慢と偏見だ!
ゾンビ要素がほどほどなおかげで、しっかり楽しめました。
フランケンシュタインとゾンビ、とか、オズの魔法使いとゾンビ、とか今後の可能性も広がるな。 -
おもしろかった。
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PRIDE + PREJUDICE + ZOMBIES
2016年 アメリカ 108分
監督:バー・スティアーズ
原作:セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』
出演:リリー・ジェームズ/サム・ライリー/ジャック・ヒューストン/ベラ・ヒースコート/ダグラス・ブース/レナ・ヘディ
http://gaga.ne.jp/zombies/
実はこの映画観たさに、大急ぎで元ネタのジェイン・オースティン「高慢と偏見」を読みました(本末転倒)しかし先に読んでおいて大正解、ベースのストーリーやセリフなどが元ネタに忠実なので、よりいっそうパロディ部分を楽しむことができました。あとシャーロットの登場などがやや唐突なので、この映画だけでは分かり難い人間関係などもあるため、やっぱり先にジェイン・オースティンを読んでおいて良かった。なにより「高慢と偏見」自体がものすごく面白かったし。
というわけで、そこにゾンビが加わった高慢と偏見。最高に笑えます。謎のゾンビウィルスが蔓延している19世紀英国、ベネット家の五人姉妹は女性としての教養だけでなく中国でカンフーをマスターしてゾンビと戦うスキルも身に着けている。素敵なお屋敷に英国庭園、女性陣のキュートなドレス姿などはまさに「高慢と偏見」の世界そのままなのに、当時の流行のいわゆるエンパイアラインのドレスの裾をめくって、ガーターベルトにナイフを仕込んだ五人姉妹が颯爽とゾンビ退治に向かうカッコよさにはテンションあがりまくり!
でもお母さんはやっぱり玉の輿狙いの俗物で、近所に引っ越してきたビングリーさんとジェインをくっつけるのに必死なあたりは原作通り。ツンデレなダーシーとリジーの会話なども原作通りなのに、パーティー会場にいきなりゾンビが乱入してきたり、森をお散歩しているとゾンビに襲われたり、姉妹たちのガールズトークはカンフーの特訓をしながらだったり、きわめつけはダーシーのプロポーズをリジーがはねつけるシーンでも、言葉の応酬だけでなくいきなりキックをかまし大乱闘という凄まじさ(笑)ちなみにダーシーは日本(京都)で武術を学んだそうで、日本刀みたいなのを使います。
ダーシー役のサム・ライリーはマレフィセントでカラスの役やってたときはとても好きだったのだけど、あれはテレビで吹き替えでみたので今回字幕だと本人の地声がかなりのガラガラしゃがれ声なのにビックリ。まあでもダーシーっぽくてかっこよかったですけど。ウィカム役のジャック・ヒューストンは、見るからに悪いやつっぽいのがちょっと難点だけど、まあイケメンっちゃあイケメン。後半本性を現してからはダーシーの宿敵として悪役っぷりを発揮。
あとキャサリン叔母様が、本来の高慢と偏見ではお金持ちだけど姑体質の嫌なおばさんの印象だったのが、なぜかゾンビ退治の英雄女戦士ハート型のアイパッチがトレードマークのレディ・キャサリンになっていてカッコイイ!(笑)で、ダーシーとリジーの仲を裂こうとするところは原作通りなのだけど、そのやり方がなんと、女戦士らしくリジーに決闘を申し込むという(笑)
とにかく元ネタを知っていれば随所でクスっと笑えて、なおかつ普通にゾンビパニック映画としても面白い上にツンデレなダーシーとリジーのカップルのロマンスも楽しめるという、盛り沢山なとんでも映画。一見の価値ありでした。