- Amazon.co.jp ・電子書籍 (179ページ)
感想・レビュー・書評
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虐待サバイバーの著者が、自身の体験を反面教師に「虐待しない!」宣言をする、センセーショナルな冒頭。
子育てで直面するイライラが怒りに繋がらないように……
どう克服していったかを描いている。
曰く「イライラした時は〇ャンチュウになりきる」
内容は0~2歳までの、目が離せない育児期間。
全てが初めての新米ママと成人のような意思疎通不可能な赤子、互いの悪戦苦闘。
男女の育児に対する理想と現実の差と伝わらなさ。
育児への不安と(ある意味それ故に)完璧を目指してしまうこと。
産後鬱と産後ハイ。
自分の労力に対する報われなさから来る憤り…
育児とは…かくも困難か。
自分よりも弱い立場の存在(子供)に怒鳴りつけること、手をあげることで「現実にしがみつくためにたまったストレスをぶつけてる」「その証拠に怒鳴ったときスカッとしたもん」とはっきりと語る。
そんな時、「キレても罵ったりしない〇ャンチュウ」に気づき、“なりたい人のマネをするといい”と聞いたことを思い出し、実践する。怒りの気持ちを別の方法で発散することで、気持ちに折り合いをつけていく。
さらに奥の手はデー〇ン閣下。
この本は育児奮闘記であると同時に、抑圧された過去の自分――被虐待児――の心の折り合いの付け方を模索するものだった。
Kindle Unlimited 読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人の内省力がすごい
あなたが自分で幸せになるんだよね
って、感動したな -
とにかくコミカルシンキングなぴろよさんの脳内描写が最高に面白い。私も今育児を始めたばかりだけど、辛いことが本当に多い。共感しながら、笑いながら読めました
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虐待サバイバーが子育てをするとどうなるのか。
子育てを通じて、その都度自分と対峙する。
子を愛してるからこそ、色々葛藤する。
子育てのリアルが詰まっている。