一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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    ── 篠田 桃紅《一〇三歳になってわかったこと
    人生は一人でも面白い 20170411 幻冬舎》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B06XXDTM8Z
     

  • 103歳になったのだから、好きな事をすればよい。
    篠田桃紅さんは107歳まで生きた。和紙に墨で描いた絵画が有名だが日本画ではないそうだ。
    好きなことを書いているので、気に入ったところのみ
    百歳はこの世の治外法権。意に染まないことはしない。無理をしない。

  • 簡潔に書かれている本は、好きだ。

  • 私がもし103歳まで生きたとして、こんなにもクリアに物事を考えられるだろうか。人に購入してもらえるようなレベルの本を執筆するというパワーも驚愕です。もしかしたら、彼女にとっては作品を描くことと文章を書くことの差はあまり大きくないのかもしれない。

  • ★3.9(3.33)2015年4月発行。1913年3月生まれということで、現在107歳。こんな方が日本にいたんですね。墨を用いた抽象表現主義者として世界的に広く知られた美術家ということ。日本だけではなく、世界的にも著名な多数の知己を得たようですね。日本よりも海外の方が有名になったようで、海外で活躍する様子が多数触れられていますね。ただ、それを自慢するのではなく、さりげなく自分の半生を振り返る。103歳の方が書いたとは思えないような文章ですが、自叙伝を書いていただくと面白そうですね。

  • 読み始めて一番最初に感じたことは、とても気品があって美しい方だなだった。
    軽やかな風のような自由さ、そこにあるものをその姿のままに投げ返す水面のような穏やかさ。
    己の芯はしっかりとそこに置くし、奔流に抗うこともあるけれど、
    そこには何糞な闘争心があるというよりは、自分のあるがまま求めるがままに、流れに自由に身を任せていったような印象。
    そのとき自分で決めた舵取りだけをしっかりと取っておけばいいのだ、そんな風に自分は受け取った。
    もっと楽に、肩の力を抜いて、自分からも自由に生きてもいいのかもしれない。
    そしていくつになっても面白がる、楽しがる心って大事だし、そんな生き方、素敵だなって思った。

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著者プロフィール

美術家

「2021年 『朱泥抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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