君の膵臓をたべたい (双葉文庫) [Kindle]

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  • 双葉社
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感想 : 166
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感想・レビュー・書評

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  • 読み易く感動するシーンもあって、特に中高生が読むと良いかも知れない。。
    ラストの展開は何となく予想出来ていたが、非常に切ない。ただ、よく言えば王道。悪く言えばありきたりなイメージ。

    結局人はいつ死ぬかなんて分からないから、今を大切にしないと。。。

  • 泣かせにかかってきている感じがどうも自分に合わなくて、ここだ!ここでなくんだぞ!というストーリー展開や言葉のチョイスが鼻についてしまって全然泣けなかった。

  • ある日おばあちゃんが映画化される一年程前に勧めてくれた本。忘れられない。命も出会いも全て一瞬で儚く、また誰にもその瞬間がいつなのかはわかり得ない。「君の膵臓をたべたい」は君の病気を治したい、僕にないものを持つ君が羨ましくて誇らしい、君は本当に素敵だ、とお互いに思って止まない気持ちなのだろう。この本に出会えてよかった。

  • 名前の伏せられた主人公が、余命いくばくもない同級生と、秘密を共有しながら残り少ない人生を謳歌するお話。結局彼女は通り魔に刺されて病とは関係なく、あっけなく死んでしまう。それと主人公の名前を敢えて伏せて少しずつ同級生と仲良くなっていくのを表現していくのが面白い試みだなあと思った。想像していたよりもとても良い話だった。

  • 話題になったから読んだが、なにがそんなに評価されたのか全然わからなかった。ライトノベルとしては面白いのかもしれない。こんなに買って損したと思った小説は他にない。

  • 合わなかった

  • 死を前にした人にとって、本当に必要な人とは。

  • ライトノベル系‥‥かな。
    主人公「僕」が、クラスメイトだったけれど話したこともなかった「君」とひょんなことからつながって、振り回されるようだけれど、実はそれはすべてが「僕」の選択だった。
    「僕」が知らず知らずのうちに変わっていく様が、ステキでした。
    影響力のある「君」の選択は「僕」に大きな影響を与えます。
    最後はちょっと泣きそうになりました。

  • 個人的には、病気系で泣かす作品は、貧乏系で泣かす作品と同じくらい禁じ手だと思っている。
    泣いて当たり前だし、もし泣かなかったら、自分は冷酷な人間になってしまったのかと心配してしまう。
    この小説で心に残ったのは、人生は選択の連続で、運命や偶然なんかはない。という考えだ。
    人との出会いは選択の結果が重なっただけ。という考え方はドライのようで実はとても情熱的だ。
    神の見えざる手ではなく、そこにはお互いの意思があるから。
    結末への流れは、正直、思うところがなくはない。
    ただああいう結末にしないと、闘病のエグさしか残らない作品になってしまったのではないかと思う。
    だから、仕方ないと思う反面、そもそも他の展開ができたのではと思う。
    そこはタイトルに作品が引っ張られたのかなと思う。
    単純に泣ける感動作であり、人気あるのも納得の作品だと思った。

  • 号泣。とってもよかった。まさかのラストに…

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著者プロフィール

高校時代より執筆活動を開始。デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、2016年の本屋大賞第二位にランクイン。他の著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』『この気持ちもいつか忘れる』『腹を割ったら血が出るだけさ』がある。カニカマが好き。

「2023年 『麦本三歩の好きなもの 第二集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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