日本語全史 (ちくま新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • p.2022/10/20

  • 読了。日本語全史とは大きく出たなとは思ったが、読んでみるとまあそれを名乗ってもいいよねという程度には日本語全史だった。書き言葉が残る万葉の時代から近現代まで、日本語の語彙や文法、表記などについて網羅されており、解説が事例豊富でわかりやすく、興味を引く構成になっている。まあ助詞とかのあたりは飽きないというほどではないが、どんどん読み進めることができた。最後にガッツリと索引もついてるので、辞書としても使える…と見せかけて、このノンブルって書籍のページ番号だから電子書籍だと意味ないのでは…?

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著者プロフィール

1952年、三重県生まれ。現在、立教大学文学部教授。博士(文学)。
1975年、東京大学文学部第三類国語国文学専修課程卒業。1977年、同大学修士課程を修了し、東京大学文学部助手となる。その後、白百合女子大学文学部専任講師・助教授を経て、1985年立教大学文学部助教授、1990年同大学教授となり、今日に至る。
専攻は日本語学、特に日本語の歴史的研究。
著書に『日本古代の文字と表記』(吉川弘文館)、『はじめて読む日本語の歴史』『日本の漢字1600年の歴史』(ベレ出版)などがある。
辞書に載っていないようなことばの意味や使い方を調べるのが趣味。

「2016年 『文章が変わる接続語の使い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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