ROUTE END 2 (ジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 中川海二

• 集英社 (2017年9月4日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2018年4月19日]

春野がなぜピンポイントに事件に巻き込まれるのか。は、さておき。春野の怒りもそれを止める五十嵐も。どちらも熱量がある分、交差しないのがもどかしい。「怒りにも熱はあるから…愛のぬくもりの代わりにしたんだ…」春野の弟は兄とは真逆の家族持ちで。どこで何があってそうなったのか。「私は患者に共感も共鳴も極力表に出しません。ただ患者の心を受け止め把握し、私の考えを伝えます」うさんくさいことこの上ないカウンセラー江崎。もっともなこと言ってるが、うさんくさいことこの上なし。

著者プロフィール

旧ペンネーム中川貴賀。2012年アフタヌーンに掲載された『僕と犬』でデビュー。2017年「少年ジャンプ+」にて『ROUTE　END』（全8巻）を連載。他の作品に『輪の影』『リメインバッド』。

「2023年 『DYS　CASCADE（4）』 で使われていた紹介文から引用しています。」