- Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)
感想・レビュー・書評
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将棋にかける熱意がひしひしと伝わってきて、将棋のルールがいまいち分からなくてもどんどん読み進んでいる。
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将棋好きなので面白い。この巻は特に大きなトラブルはなく、登場人物たちの群像劇が描かれている。まぁ平和といってよかろう。
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学校の中では先生の皮を上手にかぶってるけど、一歩学校の外に出ると…。でも先生がそういう人でよかった。「経験で著しく劣る分、せめて気持ちだけでも当たり負けしてはならんと思ってな」坊の気持ちの熱さは時にあれだけど、体の弱さを言い訳にせず精一杯生きている。「がんばるのは立派だが自分の事は自分でちゃーんとそれぞれが守らんと」じいちゃんの言葉は重い。「あなたの幸せもあの人の事も、ここからでもせめてありったけの願いを込めて……」香子は香子で思うところがあり、人というのは変わるもんだ。
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人生を背負って挑む将棋マンガ。
主人公にほとんど出番がなく、バイプレイヤーたちが掘り下げられて輝く巻。
あかりさんには幸せになっていただきたいので、庶民の幸せだと先生な気もするが、こじれかたが尋常ではないし、こちらも簡単にはいかなそうなので、せっかくのご縁としては兄者に行っていただきたい。
そして、宗谷名人を巡るみなさんの憧憬。落ちつきで完全燃焼した二階堂に、ここで上手く絡んで滑川。立派に輝いた感じですが、そろそろ主人公に戻ってきていただきたいところでもあります。
さて。