小説NieR:Automata(ニーアオートマタ) 長イ話 (デジタル版GAME NOVELS) [Kindle]

  • スクウェア・エニックス
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感想・レビュー・書評

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  • 元々ゲームをプレイ済み
    NieRのBGMかけながら読むとさらに没入した
    ゲームだけじゃわからなかったキャラの心情だとか状況を知ることができたり、忘れかけてたゲームの内容を思い出して、読み終わったあとはまた再度ゲームをプレイしたくなった

  • 原作のゲームをノベライズ化したもの。ストーリー(原作のEルート)や設定に違いはなく登場人物の心情を加筆している。

    ゲームをプレイ済みだったので復習も兼ねて読んだ。

    話の流れや設定があらかじめ分かっていたので難なく読めたが、所々忘れていた部分があったので、今回の加筆で原作でのセリフや映像だけでは伝わりにくかった部分が鮮明になって物語をより深く知ることができてよかった。特に敵側であるアダムとイヴの話や終盤での9Sやポッドの話など、またA2が置かれた状況などは確かゲーム中では深く語られていなかったはずなのでありがたかった。

    またゲーム中のサブミッションの話題などの小話もあったりする。

    私は楽しめたが、加筆部分(各キャラの心情)に興味がなかったり、原作プレイ済みの方は無理して読む必要はないと思う。

    ドラッグオンドラグーンシリーズやニーアシリーズで救いのない結末を書くことで有名なヨコオタロウ氏。小説でもそうなのか気になる方は読んでみたらいかかだろうか?

  • PS4用アクションRPGのノベライズ。
    地球人類に創造されたアンドロイドとエイリアンに創造された機会生命体が荒廃しきった地球で戦う物語。人類とエイリアンは共に絶滅していることから創造物同士の闘いになっている。
    創造された機械であるはずの者たちの中に芽生える自我の可能性の物語。ゲームの幾つものルートをつなげて1本の筋の通った物語として紡がれていて,面白く読み応えがあった。
    アンドロイドの最後の機体であった2B(2H)と9S,A2,彼らの随行支援を担当したポッド042と153。平和を望む機械生命体パスカル,人類に恋い焦がれるアダム,アダムを直向きに慕うイヴ。「感情を持つことは許されていない」と冷たく言い放っていた2Bの最期はあまりにも感情豊かであったし,9Sはそもそもとても感情豊かだった。
    ポッド042は言う。「理解し難いものへの理解を試みるとき、そこには、思考プロセスの変化・発展が生まれるのかもしれない。」

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著者プロフィール

(えいしまじゅん)作家、小説家。

「2013年 『戦国BASARA3 片倉小十郎の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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