- Amazon.co.jp ・電子書籍 (137ページ)
感想・レビュー・書評
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ヤクザや新宗教、海外ビップなど、慎重を期する厄介な顧客との戦い。
めっちゃ大変そう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結構本当の事を書いているのでは?
淡々とした記載が、リアル。 -
一流家電メーカーでノートパソコンの顧客対応を行っていた著者が「特殊対応」について語る。単なるクレームなどではなく、会社と特別な関係にある顧客の無理難題に応えたり、犯罪絡みだったり、オカルトじみていたり、特殊の内容は様々だ。他人事だと思って読む分には面白いが、自分で担当するのはごめんこうむりたい。
私自身もクレーム対応をすることがあるが、一般消費者向けの製品ではないので面白いエピソードはあまりない。大阪の町工場の荒っぽい職人さんに恫喝されたとか、そんな程度だ。しかしそういう仕事に向かない人ならあっという間に心を病んでもおかしくないと思う。
著者が経験してきた事例の中には、表に出ればコンプライアンス問題になるようなことも多々あったという。しかしそれを告発するために本を書いたのではなく、そういう仕事をしている人に自分のやるべきことをよく考えて欲しいということだそうだ。
それなら私も対象に入るだろうが、著者の訴えたいことはわかるようなわからないような。くぐった修羅場のレベルが違うのかもしれない。やっぱり、そこまでは体験したくない。 -
これ東芝ですよね。明らかに。クレーム対応の方のご苦労。自慢話ではなく、自分のような理不尽な目に遭うのを当然と思わず、そんな状況なら早く辞めて次を探しなさいという主張が稀有で素晴らしいと思う。