ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2018年 01 月号 [雑誌] (テクノロジーは戦略をどう変えるか)
- ダイヤモンド社 (2017年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910059690182
感想・レビュー・書評
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内容紹介
│特集│テクノロジーは戦略をどう変えるか
●なぜすべての組織で必要なのか
AR戦略:拡張現実の並外れた可能性
・マイケル E. ポーター ハーバード大学 ユニバーシティ・プロフェッサー
・ジェームズ E. ヘプルマン PTC 社長兼CEO
●認知と知覚の飛躍的な進歩
人工知能が汎用技術になる日
・エリック・ブリニョルフソン マサチューセッツ工科大学 スローンスクール 教授
・アンドリュー・マカフィー マサチューセッツ工科大学 デジタルビジネスセンター 首席研究員
●破壊的イノベーションを戦略的に利用せよ
ドローン・エコノミー:データ取得の革命がビジネスを変える
・クリス・アンダーソン 3Dロボティクス CEO
●[インタビュー]社会的ニーズを満たすための技術経営
経営者ならば、技術の目利きであれ
・大橋徹二 コマツ 代表取締役社長兼CEO
●[名著論文再掲]関係性の本質は変わらない
経営戦略と技術をどう結び付けるか
・アラン M. カントロー 元『ハーバード・ビジネス・レビュー』シニアエディター
│HBR翻訳論文│
●【マーケティング】最適なアプローチを見出すフレームワーク
社会の理想と企業の成長を両立させるブランド戦略
・オマー・ロドリゲス・ヴィラ ジョージア工科大学 シェラー・カレッジ・オブ・ビジネス 助教授
・スンデル・バラドワジ ジョージア大学 テリー・カレッジ・オブ・ビジネスコカ・コーラ・カンパニー寄付講座 マーケティング科長
●【営業】4ステップで進める
B2B顧客の悩みを解消する「処方箋型」営業
・ニコラス・トーマン CEB プラクティスリーダー
・ブレント・アダムソン CEB プリンシパル・エグゼクティブ・アドバイザー
・クリスティーナ・ゴメス CEB リサーチディレクター
●【ビジネススキル】やる気を引き出すコミュニケーション
叱咤激励の技術
・ダニエル・マッギン 『ハーバード・ビジネス・レビュー』シニアエディター
│連載│
●世界標準の経営理論40
テクノロジーと歴史と経営理論
テクノロジーが企業・組織・人に及ぼす影響は数千年を経ても変わらない
・入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授
●DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶ
ブックランキング2017
│Spotlight│
●収益性より成長を重視する時
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
│Inventing the Future:未来をつくる14│
●クモの糸の人工合成で地球規模の課題解決に挑む
・関山和秀 Spiber 取締役兼代表執行役
│Idea Watch│
●回転寿司に学ぶ商品の投入戦略
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
●DHBR 年間総目次詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白そうです。少しずつ読みます。
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企業がそのブランドにあった社会目的を見つけるフレームワーク
・社会目的のアイデア出しでは、①ブランドの伝統、②顧客の葛藤、③商品の外部性、の視点で選択肢を揃える
・アイデアを絞り込む(価値創出やリスク軽減のポテンシャルを採点する)際は、①ブランド属性(商品に組み込む特徴、個性、評判)、②事業の隣接領域、③消費者の抱くイメージ、④ステークホルダーの受け入れ、の各視点から定量的に問う。
・ブランドの役割(いかに社会的ニーズのために価値を創出するか)を定義する方法は、①リソースの創出(金銭、時間、人材、機能等)、②選択肢の提供(ニーズに対処する製品を、そうでない製品の代替品として提供する)、③マインドセットに影響を与える(例: スポーツする少女のイメージ促進)、④状況の改善(ニーズ対処に必要な環境を整える)
叱咤激励の技術
・三要素を備えること。①方向性を示す(何をやってほしいか)、②意味付けする(それが重要である理由)、③共感を伝える(君たちにそれができるとわかっている理由) -
HBRはテクノロジーに踏み込む必要はないような気がしてます。テクノロジーはツールに過ぎないのですから。
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AR、AI、ドローン、コマツのスマートコンストラクション
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【経営戦略と技術をどう結び付けるか】
技術は戦略の中で考えられるべき。その理由は技術は付加価値を生み出すための方法・手段だから。
人間が必要な技術を創るのではなく、イノベーティブな技術が人間と社会の方向性を決めてきた。
(そしてその方向性は技術とニーズのマッチングをして、社会に普及させようとした「人の意思」によるもの。トレンドは人が創る。)
顧客や社会のニーズを理解して、そのニーズを技術でどうやって解決するのか、という視点、
技術を細部まで理解して、どうやったら付加価値のある形で応用できるか(高く売る)という視点が重要。