ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 三池崇史 
出演 : 山﨑賢人  神木隆之介  小松菜奈  岡田将生  新田真剣佑  観月ありさ  國村 隼  山田孝之  伊勢谷友介 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474191326

感想・レビュー・書評

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  • マンガのアニメ化・実写化となると、原作ファンとしては「いらんことはせず原作を雰囲気も含めて再現しろ、コスプレ大会みたいなのはやめろ」となる。
    この実写化はそういう点においてはかなりレベルが高いと思う。
    虹村兄弟とか承り太郎に関してはこれ以上はないと言っても良いかもしれない。
    CGの質感も絶妙にスタンドっぽい。
    スペインで撮影したというだけあって映像もいちいち洒落ている。
    そういった点から、この作品に対する製作陣の熱い思いは伝わってくるわけで、そこについては非常に好感が持てる。

    その上でわかったことなんだけど、ジョジョが好きな自分は原作が好きなのであって実写化は望んでいない(アニメはかなり出来が良いし8部までやってほしいと思ってるけどね)。特に、人気のイケメン俳優には興味がない。
    逆に、「好きな俳優が出ているから」という理由で原作を知らずにこの作品を観た人は訳がわからないと思う。
    原作マンガが好きで、かつ、イケメン俳優も好き、という人はこの映画を楽しめると思うけど、そういう人って割とマイノリティなんじゃないかと思う。アニメ化の影響で女性ファンも増えているみたいだから、それ以前と比べたら増えているだろうけどね。
    そのため、商業的には失敗したのは頷ける。第二章はないでしょうが、別におしくはない。
    二章へのヒキとして、ラストでシアーハートアタックが現れるという改変を行っているけど、吉良ならあの場面では出てこないよなあ。

  • 原作が物凄く好きだけど、これはこれで良いかなと思った。良く再現したと思う。二作目が観たい。

  • 原作の愛読者としては、「そう悪くない」と言いうる。

  • 実写化が決定してビジュアルが出たときにまずがっかりして、
    その後悪い評判を多く聞いたので全く期待せずに見ました。
    期待せずに見る分には楽しめる映画な気もしました。
    ただ、見終えて思ったのはやはりジョジョは実写化には向いていないのでは
    という点です。
    殴ったり刺されたりなどのやられる描写がリアル過ぎて浮いており
    万作のビジュアルなども必要以上にグロテスクに感じました。
    流血や効果音が気持ち悪かったです。
    スタンドやオーラの描写も、CGにするしかないのもわかりますが浮いていました。

    アニメ化は大成功だったと思うのですが、ジョジョは特殊な描写も多く
    二次元内に留めるのが良かったのではないでしょうか。
    原作の漫画でさえ、よくよく考えたらあまりに突飛なデザインである
    髪型や服装を三次元化するにあたり、忠実に作るだけでなく
    どこかでデフォルメして三次元にしても無理ない範囲に留めたほうが
    良い気がします。
    仗助などの髪型は流石に変だと思いましたし、変だと言われたらキレるというキャラですが
    こんな髪型なら誰でも変だって言うでしょうよ、と思ってしまいます。
    原作の不良のような真面目なような、でもそんなことでマジギレするのがコミカル
    というキャラ設定が、三次元化することで全て裏目に出てしまっています。

    キャスト発表されたとき神木隆之介さんはいけそうと思いましたし
    実際康一っぽい感じはしましたが、眉毛がちょっと気になりました。

    そうした違和感に気がつく度に現実に引き戻されてしまい
    物語に入り込めないところが多々あり残念です。

    山﨑賢人さんは喋り方などとても頑張って演じられている感じはするのですが
    なんとなく漫画実写ではなくアニメを実写化したような印象がしました。
    仗助が怒ったときの凄みや重みは伝わってこなかったので、その上で
    漫画通りこてんぱんにしてしまうと、先程も書きましたがやり過ぎに見えてグロい。
    承太郎も三次元にしてしまうと歳が行き過ぎに見えますし、
    原作に忠実にしようと努力なされたのだろうとはわかるのですが
    流石に帽子と髪の毛の辺り違和感しかありません。
    アクセサリーなどは簡略化されていて原作通りではないわけですし、
    普通に帽子を被って髪の毛がはみ出している程度の描写におさめても良かったのでは。

    欲張って短い映画の中に詰め込んで失敗するパターンが多いので
    虹村兄弟登場までとして詰め込まなかった点はアリなのですが、
    正直虹村形兆を倒すまでだと
    本当に序盤も序盤で物語としての山場に欠け、全体的にテンポも悪いです。
    間延びするくらいならもう少し思い切って話を詰めても良かったのではないでしょうか。
    続編が作れるように余白をもたせて作るのは良いのですが
    続編ありきで作ってしまうのはいただけないです。
    結局ひとつの映画としては、ストーリーが面白みのかける内容になってしまっています。

    仗助たちを2年生という設定にしたのはなにか理由があるのでしょうか?
    原作では仗助がジョジョと呼ばれることは一度しか無いのに、
    後輩の女子たちが「ジョジョ先輩」と連呼するのも違和感でした。
    原作を知らない人のためのジョジョとは渾名ですアピールだったのでしょうか。

    由花子の登場も原作と比較して非常に早く冒頭からの出演なのは
    女性キャラが少ないから花として出したかったのでしょうか。
    億泰ではなく康一が転校生の設定になっており、転校したばかりなのに
    既に由花子さんに目をつけられていることになっています。
    高校生で、学校案内などをクラス委員が任されるというのはまぁあるとしても
    転校生の世話係という設定は流石に無理がある気がします。

    ジョジョアピールがある割にはDIOについての描写が皆無なので、
    様々なエピソードがカットされており虹村万作がどうしてこうなってしまったのかも
    不明です。
    原作のこのあたりまでで重要なキャラだった玉美や音石も登場しません。
    その割にアンジェロは登場し、比較的あっさりやられてしまいます。
    由花子も意味ありげに登場しただけ、
    ラストでは次の事件を予想させるあからさまな描写という作りでがっかりです。

    岡田将生さんの虹村形兆は違和感が少なく
    演技力も相俟って浮いている感じがなかったので、
    お父さんのことを語るシーンは結構感情移入できそうな感じではありました。
    演出や話運び、衣装やメイクが違う方針でやっていたら
    実は普通に実写化成功まで持って行けていた可能性もあったのではと思います。

  • 前半はアクションが多かったのに、後半は人情劇。もう少しテンポの良さがあった方がいいような気がする。

  • 意外にも悪くはなかった。丁寧なCGと若手俳優のがんばりで何とかなっている感じ。

  • 伊瀬谷承太郎を観たくて。

  • 原作を知っている人なら楽しめたのかな?
    原作を全く知らない状況で見てしまい、正直内容が全く分からず終わってしまった…

  • 漫画の実写化自体は否定しないし、世界観は良く再現できていてスタンドCGも良い出来だが、そこに興味があるわけではない。メインキャラであるジョジョ(承太郎、仗助)の配役にも不満。
    続編を制作するつもりの伏線も無駄になりそう。

  • CGを上手く使いながら、原作を改悪せずに演出した。
    あの原作の作風を引き継げていると思う。
    バトルのシーンも、スタンドが3次元で表現されるは見ていて楽しかった。

    続編がありそうなラストだったが、いつになったら製作されるのだろうか。本作だけで終わるにはもったいなく、実写でもっと続きを見てみたい。

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