もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓 [Kindle]

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  • マガジンハウス
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感想・レビュー・書評

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  • 知人からおすすめされて読んでみました。
    面白かった〜。

    TVなどでちょっと見たことがあって、うわーアフロだー、という印象しかなかったのだけれど、こんな感じの生活をしている人だったのか!

    会社を辞め、冷蔵庫も辞め、コンロ1つ、お米とぬか漬けとお味噌汁。「我慢」ではなく、それが好きならそれでいいじゃん、と。

    私は一人暮らしではないから、なかなかここまで思い切ったことはできないけれど、考え方はすごく共感できる。

    周りの情報に振り回されて、あれもこれも取り入れて暮らしていくのもいいけれど、本当に自分が好きなもので暮らしていけばいいんじゃないかと、そう思う。

    エッセンスを吸収させていただき、私も私のやりたい方向にフラフラと生きてみよう。

  • 会社を辞めて給料がもらえなくなっても、1食200円・10分でチャチャっと調理出来て、最高にウマイものが食べられる。一人で機嫌よく食っていくのに必要なものがその程度ってわかれば、お金のために自分の時間を差し出す必要なんてない。やりたいことをただやるだけだ。

    すごい哲学です。しかも、中ほどのカラー16ページのお料理写真集、カラフルで健康的で美味しそうで、素晴らしいです。

  • 考え方が柔軟で好き。

    干し野菜やぬか漬け気になっちゃうよね。
    ストウブも欲しくなるよね〜!

    健康的で安くて、早くできる。参考にしたい。

  • 毎日頑張って料理する必要はなく、自分が満足出来れば充分だと思いました。

  • 料理は手をかけて作った方が美味しいものが作れるという固定観念をぶち壊してくれました!
    簡単、シンプルは美味しい。
    ぬか漬け作りたいと思います!

  • 子育てしているとことの生活は厳しいが近いものはできる。

    いまあるものでなにかできないか、作れないか、どう美味しくするか。以外とシンプルでうまいものはできると思う。

    外食は思ったより量を食べないしお金もかかる。

    自分のご飯を自分で作ることの満足感を感じるためのスタートラインにたつ本。

  • 頭をアフロにして50才で朝日新聞を退社したら人生が変わった。流行や見栄とは無縁の生活は、やってみるまでは不安だらけだけど始めてみればなんと快適か・・ 食事の写真も出てきますがほとんどは文章。でも確かに美味しそうです。消費を強要される時代ですが、片意地張ってその潮流に反旗を翻す、なんで気合いを入れなくても普通に快適な生活が送れる、という話は希望を与えてくれますね。でも著者はもともと食事づくりが趣味でセンスがあったからシンプルだけど美味しい食事が作れているような気がします。多分、「定年退職した普段は家事をしない男性」がまねをしたら悲惨なことになるかな・・ 自分の未来の参考にはなりました。

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著者プロフィール

一九六五年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、二〇一六年に五〇歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)、『一人飲みで生きていく』『老後とピアノ』など著書多数。


「2023年 『家事か地獄か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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