- Amazon.co.jp ・電子書籍 (185ページ)
感想・レビュー・書評
-
これまでのようには、経済は拡大しない。
平均年齢や年齢構成の変化で、従来以上に高齢まで働く必要がある。
・・・人生を長いスパンで考えた場合、これまでの日本人のライフスタイルが、通用しなくなってきていると感じています。
ではどのように変わるのか? 自分はどのように備えれば良いのか?ということを考えるために、ヒントになりそうな本を、意識して読むようにしています。
この本は題名を見て憧れを感じて? 読んでみることにしました。
著者は元サラリーマンで、現在はフリーランスで働いているとのこと。
「半年仕事、半年旅人」という生活スタイルを、“食いっぱぐれなく”、続けてきているそうです。
まず、著者はどのような生活を送っているのか、そしてなぜフリーランスで働くことにしたのか、といった話から始まります。
そして、どのような職種がフリーランスに向いているのか、フリーランスとしてどうやったら仕事が得られるのか。
サラリーマンと比べてどのようなメリット/デメリットがあるのか。
どのような準備が、必要なのか。
・・・といった、フリーランスとして働いていくためのノウハウが、著者および周辺の経験者の事例を踏まえ、幅広く書かれています。
後半は、著者がフリーランスとして生活していくことでたどり着いた、「ミニマムに生きる」ということについて、そして得られた自由な時間をどう活用するかについて、自らの考えと、具体的な手段を提示して書いています。
執筆時に40歳になったという著者から見て、若い世代の読者を想定して書かれた内容かと思います。
しかしそれ以上の年代でも、サラリーマンとして生活していると意識しないで過ごしてしまう 「仕事を受ける」ということ、税金や社会保障のことなど、働くことに付随する様々なことに気づかせてもらえる要素があるのではないかと思います。
後半の“身軽に生きている”著者がおすすめするツールの中には、すぐに試してみたいものが複数、ありました。
自分は何が得意なのか?何がやりたいのか?
フリーランスとして生きていくことのリアルなイメージを得られ、かつ「働く」ということへの様々な視点を、与えてもらえた一冊でした。
『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』新井直之
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B0777LZ8D5
.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フリーランスのススメ。
まだ若くて独り身だからできる生き方。
参考にはなるが、持続可能性はなさそうなので真似はしたくないかな。 -
これまさに自分の理想的な働き方だよなって思う。そしてノマド礼賛本の著者って本業でマネタイズできてんのか不明な感じだけど、アシシさんは地に足ついてるのがバシバシ伝わる。貯金額の推移まで公表してんのはすごい。