若い読者のための経済学史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】 [Kindle]

  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • 直近まで網羅しており俯瞰できる

  • (2021/258)経済学史という内容に加えて、イェール大学なんて付いているし、お堅い感じを想像してたのだけれど猛烈に読み易い。著者がバリバリの学者さんではなく、政治経済ジャーナリストだというところが大きいのかな。各学派などに敢えて踏み込まずに、現在への流れ、現在起きていることとの繋がりに意識を向け易くしてくれる、40篇のコラム調の構成がいい。ガッツリ経済学史読みたい人には向かないかもだけど、僕を含めた一般読者の入り口には最適かと。

  • ギリシア哲学からノードハウスに至るまで、経済学の歴史を概説する本。コンパクトかつ内容が充実した良書。

    1節で1つのテーマを扱いながら、ギリシア哲学から古典派、Neoclassical、ケインズ学派、Newclassical、果てはマーケットデザインまで、経済学の主要な歴史を辿ることができる。
    大学で経済学を専攻したものの、各学派の違いや関連がきちんとわからなかった自分に対して、本書はどういう歴史で各学派が生まれ、他学派のどこに反論しようとしていたかをわかりやすく教えてくれた。

    通読するにはそれなりに時間がかかるが、経済学への理解を深めてくれる良書。おすすめ。

  • 古代ギリシャの哲学者からピケティまで、経済学の歴史が書かれた本。

    経済思想の大まかな流れを本書で学ぶことができます。

  • この本は経済学の歴史について、古代ギリシャから現代までの流れを学べる本です。一章一章経済学の理論によってパートごとに分けられて書かれており大変読みやすいです。中身についても端的にまとめられており非常に勉強になります。特に38章の世界金融危機について書かれている箇所が印象に残りました。
    また、現代で実際に実施されている経済政策の理論について、概要だけでも分かったものもあるので大変参考になりました。

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