世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 2022年6月より英会話(EF English)を始めている。
    そこでの経験(言葉が出てこない、話せるようになったと感じない)ことから読んだ本。
    Amazonでなかなか買えないのでよくよくKindleを探してみたところ、2018年に購入し、途中まで読んでいた。
    当時はおそらくTOEICの勉強をしていたのではないだろうか。
    TOEICの勉強に一区切りつけ、英会話で感じることを踏まえて、より早く・深く読むことができた。

    ・ペラペラを目指すのではなく、伝える英語を身につけることを目標にすべき

     簡単で分かりやすくゆっくりした英語
     →これらの点は、英会話のプライベートレッスンで、
      ネイティブの先生から一番褒められた時がそうだったのですごくよくわかる。
    ・答えることができないのは、自分の意見を持っていないから
     (=日本語でも答えられない)
     →これも英語のレッスンを受けていて初めのころに感じた。

    さて、この本の中で以下のことは自分の英語勉強に生かせそう
    ・リスニング力(とその裏側にある読む力)を上げる
     →確かにその通り。相手の言っていることがわからないと答えようがない。
      このためには、音読→リスニングを繰り返す
    ・シラブル(syllable)=音の塊 relationshipならre-la-tion-ship
     →この本で初めて知った。
      今後、単語を調べる際は意識したい。発音の仕方がすぐ理解できそう。
    ・口を大きく開けて、大きな声で話す

    なお、HBSのケーススタディテキストが良いとあった。
    確かにそうなのかもしれないが、自分の目標は読むよりも話すことにあるので、
    別のものを活用しようと考えている。

  • 英語が話せるようになるためにやるべきことは何か。
    本書によると、以下の要点があげられている。

    # 正確な発音を身につけること
    正しく発音できない単語は、聞き取ることもできない。
    正しい発音ができれば、ヒアリング力も向上する。

    # 前から理解できるようになること
    英文を頭の中で一度日本語に翻訳して、組み替えてから理解するのでは、会話のスピードについていけない。
    英語を「英語のまま」理解する力が求められる。

    # 単語はイメージで覚えること
    日本語訳と1対1で丸暗記してしまうと、似た語彙が出た時に応用が効かなくなるため。
    また、辞書を引く手間を惜しまないこと。

    どれも大切なポイントだと思う。


    また日本人が目指すべきは、まずは「伝わる英語」であるともしている。

    ネイティブのように、ペラペラ話せるようになることを目指さなくてもよい。
    正確な発音で、ゆっくり堂々と話せば、それで十分通じる。

    なぜなら英語圏の大半は、非ネイティブだからである。


    自分は以前から英語を勉強しているのだが、なかなか成果が上がらず悩んでいた。
    そこで、ヒントになればと思い本書を手にとってみた。

    おかけで発音の大切さや「前から力」の重要性など、軽視していた部分に気付くことが出来た。
    今後の学習を続ける上での参考になった。


    またそれ以外にも本書は、グローバルで通じる人材とは何か、という事についても触れている。
    中でも目を引いたのは、自分なりの意見を持つことの大切さについて。

    海外では、無味乾燥な発言しか出来ない人は「つまらない人」と見なされてしまう。
    あらゆる場面で「私はこう思う」という発言が求められる。

    そういった「意見力」を身につけるためには、常に「自分ならどうするか?」を考えるクセを身につけるのがよい、としている。

    自分はこのような、自分なりの意見を言うのが苦手である。
    喋り方云々の前に、自分の意見をそもそも持てないからだ。

    なのでこの点も、大いに参考になった。

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著者プロフィール

シーネクスト・パートナーズ(株)社長

「2019年 『1%の違い 世界のエリートが大事にする「基本の先」には何があるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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