これだけは知っておきたい 必要最小限のワイン入門 (スマート新書) [Kindle]
- note (2018年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (89ページ)
感想・レビュー・書評
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▶︎ワインはこれだけ覚えとけ!
①渋くて重いボルドーは怒肩ボトル
②酸味と軽みのブルゴーニュはなで肩ボトル
③辛口の白はシャルドネに限る
④スパークリングワインは何にでもあう
⑤極甘口のデザートワイン
それぞれにおすすめの2000円までの安ウマワインが紹介されてており、すぐにでもお店に行きたくなる。
プロも目隠ししたら赤白すら間違えることがあるなど、抱腹の裏話も満載。
ワインの海に気軽に漕ぎ出すお供としては、これ以上ない好書。
▶︎とりあえず、スパークリングで
スパークリングワインはビールみたいなもの。肉でも魚でも何にでも合う。
大人数の食事でも、2人のデートでも、スパークリングワインを頼んどけばなんとかなるらしい。
じゃあ、家での1人飲みでもとりあえずスパークリング飲んどけばいいんじゃね?とも思った。
まあ、とりあえずスパークリングで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう人におすすめ
・ワインについて本当にざっくり知りたい人
・ワインの分類について初めて知る人
1感想、気づき
赤ワインは2種類で教えられる
2、行動
・お店では泡の入った飲み物を頼む。→ストライクゾーンが広いから
・自宅でワイン会を開催する。1人一本ワインを持ち寄る。 -
今までのワイン本のなかでベスト。
廉価で美味しいワインを紹介しており助かる。
筆者の独特の表現力は気取っておらずクスリと笑えるもので楽しませてくれる。 -
シャルドネ、そしておつまみのセレクト。内容はそこまで濃くないが、スラスラ読めて面白い。
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これは面白いしわかりやすい!廉価なワインを紹介してくれるのが良かった。
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非常にシンプルでわかりやすかった。これまで難しく思えていたワインがシンプルで楽しいものに思えた。こらからどっぷり浸かっていきたい。
NA
ボルドー、プリュゴーニュ、シャルドネ、シャンパーニュを飲んでみて、自分の中に軸を作る -
なんとなく好きと感じていたワイン。知識を得るための導入として最適な本だと思う。
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KindleUnlimitedにて。ワインは赤も白もスパークリングも飲めない人種だけど、読み物としてとても面白かった。ワインの表現が独特で何言ってるか全然分からないのに何だか分かったような気分にさせてくれる(笑)覚えて通ぶりたいものの飲める日はくるのだろうか……
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日常でワインを楽しむためのTips。
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黄色のハイライト | 位置: 129
ボルドー系の赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン(略して「カベソー」)とメルローというブドウで作る。逆に、この2つで作っていれば、どこで生産してもボルドー系と呼ぶ。この2つと、ブルゴーニュ用のピノ・ノワールが「赤ワイン用ブドウの御三家」だ(次の図)。赤ワイン用のブドウは、この3つを覚えるだけで十分
黄色のハイライト | 位置: 135
ボルドー系の赤を見分けるのは超級簡単で、寸胴型のボトルに入っていれば、これだ(ブルゴーニュ系は、なで肩の「小型一升瓶」に入れる
黄色のハイライト | 位置: 204
ボルドー系は重厚で渋みが強く、ブルゴーニュ系は香り高く酸味がきれい ●赤ワイン用のブドウは、「カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー系)」、「メルロー(ボルドー系)」「ピノ・ノワール(ブルゴーニュ系)」の3つを覚えておけば十分
黄色のハイライト | 位置: 215
(1)シレーニ セラー・セレクション ピノ・ノワール(1600円) 南半球には、良質な廉価版ワインを大量販売するオーストラリアと、高品質なワインを少量生産するニュージーランドがあり、どちらも貧乏人の強力な味方。シレーニのピノは、ニュージーランドの優れもの。ブルゴーニュへの敬意と愛情が750cc分詰まっている。
黄色のハイライト | 位置: 218
(2)ジェイコブス・クリーク リザーヴ アデレード・ヒルズ ピノ・ノワール(1600円) オーストラリアの老舗、ジェイコブス・クリーク社のピノ。同社のスパークリングワイン同様、「冷涼気候で育った箱入り娘」の雰囲気がたっぷり。同社には、手書きで表彰状を作って贈呈したいほど感謝している。
黄色のハイライト | 位置: 222
(3)ヴュー・マネント セクレト・ピノ・ノワール(1400円) こちらはチリのピノ・ノワール。ラベルのデザインが泥臭く、土着宗教の儀式っぽいので、「どろどろして女子レスラーみたいに強いんだろうな」と期待せずに飲んだら、目の前に純白のチュチュを着たバレリーナが現れ、『白鳥の湖』のオディール姫を踊った。ボトルを隠して飲むと、ブルゴーニュ産と間違えるはず
黄色のハイライト | 位置: 328
コラム毎日、黙ってこれを飲め〜白ワイン編〜 寒い土地でできた白ワインの優れものをご紹介しよう。私のイメージでは、暖かい土地の白ワインは、マリリン・モンローや叶姉妹のように、ボンキュッボンの「ゴージャスな曲線美ボディー」。果実味と豊かなボディーがウリだ。一方、「寒冷地仕様」の白は、大理石から削り出した女神像のようにきりりとスタイリッシュ。私のようにシュルっとした流線形好みには、寒い土地の白ワインが持つ官能的な酸味が堪らない。私と同じ好みの人は、以下を試してほしい。 (1)アーサー・メッツ・キュヴェ・セレクト・ゲヴェルツトラミネール(1580円) 高貴なブドウ、ゲヴェルツトラミネールをこの価格で飲めるのは奇跡。いつもの牛丼屋で大盛りを注文したら、カトリーヌ・ドヌーヴが「お待たせしました」と持ってきたようなもの。ゲヴェルツは、化粧箱を開けたように香り爆弾。ライチ、金木犀、ミルクの香りに酔いしれるがよい。 (2)フォンカリュ ペイ・ドック シャルドネ キュヴェ・ド・ブリュ(1500円) 白用のブドウで、圧倒的に大人気なのがシャルドネ。中でも、ブルゴーニュ産が「銀河系で最高のシャルドネ」と威張っていて、1本10万円なんて当たり前。シャルドネは、典型的な寒冷地ブドウだけれど、この「フォンカリュ」のシャルドネは地中海に面したラングドックで作る。白桃やマスクメロンの香り。高級シャルドネにつきもののきれいな樽香もある。5000円以上のブルゴーニュ白でこれに勝てるワインは何本ある? (3)フェウド・アランチョ グリッロ(1250円) グリッロというソムリエ試験にも出ないマイナーな土着品種100%で作るシシリア島の白。ブラインドで飲むと、「1300円で買えるシュヴァリエ・モンラッシェ」か? 白桃やライチの香りがすごく、凝縮感たっぷり。 第4章 デートの時の力強い味方、…
エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。
黄色のハイライト | 位置: 405
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黄色のハイライト | 位置: 433
コラム毎日、黙ってこれを飲め〜スパークリング・ワイン編〜 あらゆるワインの中で、最もエレガントでスタイリッシュなのがシャンパーニュだ。スパークリング・ワインの絶対的王者だけれど、安くても5000円以上と非常に高価。毎日飲める安くて美味いスパークリング・ワインが以下の「豪州四銃士」だ。 (1)ストーニー・ヒル(780円) シャンパーニュと同じ品種(ピノ・ノワールとシャルドネ)で作った泡。これがスゴいのは、1本たったの780円。価格の3倍の価値がある。黙ってケース買いすべし。 (2)アンガス・ブリュット(1800円) これもピノ・ノワールとシャルドネで作る。ストーニー・ヒルに比べると、厚みがあり本物のシャンパーニュに近い。これが高くても1800円。オーストラリアはどうなってるんだ? (3)ジェイコブス・クリーク(1785円) これもピノ・ノワールとシャルドネ製。シャンパーニュ・バーのソムリエも大絶賛する有名な泡。ボーっと飲んで、シャンパーニュじゃないと分かる人って何人いるんだろう? (4)タルターニ(2300円) オーストラリアの優れものの「安旨スパークリング・ワイン」の筆頭がこれ。シャルドネ、ピノ・ノワールにピノ・ムニエも使った本格派。「四銃士」の中で最も高価(とはいっても2300円)だが、泡の細かさ、滑らかさと、香りは絶品。
黄色のハイライト | 位置: 452
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