自分の中に毒を持て<新装版> [Kindle]

著者 :
  • 青春出版社
3.87
  • (74)
  • (80)
  • (63)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 1248
感想 : 115
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (183ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういう捉え方するのは偏見が先にあるからだろうけど、読書や勉学でちゃんと土台を固めたからこそその上で人生を遊べるんだなと痛感した

  • #評価の背景
    自分の期待値が高すぎたゆえの評価。

    #本から受け取ったメッセージ
    心のままに手を動かし行動することが生きるってことなんじゃないの?もっと自分を開こうよ。

    #心に残った文章(抜粋)
    P29:成功とは(中略)自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか
    P202:芸術の場合、「きれい」と「美」とは厳格に区別しなければならない。
    P214:ぼくが芸術というのは生きることそのものである。

    #Action
    岡村太郎美術館は今年度中に行く!

  • 人気youtuberさんおすすめの本。抽象的な表現が多く、なかなか難しかった。岡本太郎さんの本を他に何冊か読まないと理解は深まらないかな。示唆的ではあったが。

  • 「ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。ぼくは幸福という言葉は大嫌いだ。ぼくはその代りに〝歓喜〟という言葉を使う。  危険なこと、辛いこと、つまり死と対面し対決するとき、人間は燃えあがる。それは生きがいであり、そのときわきおこるのがしあわせでなくて〝歓喜〟なんだ。」

  • 危険だという道は必ず、自分の行きたい道だ。
    三日坊主で構わない、その瞬間に全てを賭けろ。
    芸術は綺麗であってはいけない、うまくあってはいけない、心地よくあってはいけない。

  • 生き方としてバイブルになり得る本だった。時々読み返して活力の糧にしたい。全身全霊で今を生きること、自分に正直に、赴くままに生きること、の大切さを痛感した。

  • 「自分のやりたいことを一生懸命にやれ、それが生きるということ」

    ただ、この人は天才というか、凡人とは感性が違いすぎて読むのがしんどくなりました。
    言ってることは分かりますが、仕事人間?というかホリエモンに近い考えだと思いました。

    家庭をもって平凡に暮らすのも悪くないのでは?

  • 岡本太郎氏の考えがスパイスになるかと思い購読。

    確かになった。
    日々の生活をしていると、
    ついつい常識的な、無難な方向に行ってしまう。
    それは生きる上で1つのやり方ではあるのがだが、
    それだけでは、生きている実感がなくなってしまう。

    ・ダメな、自信がない、自分の内面を正直にさらけ出して
    認めるのだ。
     それで、何か少しでも気の向くことがあれば、とにかくやってみる。
     それで打ち込めるものがあれば、それが生きがいだ。
     他人の目を気にせず、萎縮せずにありのままに生きていけばいいのだ。

    ・他に対して、プライドを見せるということは、他人に基準を置いて自分を考えていることだ。そんなものはプライドじゃない。絶対感を持つことだ。

    良い本です。

  • 要点
    ・出発は今、この瞬間。人間が一番辛い思いをしているのは「現在」。
    人生に挑み本当に生きるには、瞬間瞬間に生まれ変わり運命を開かねばならない。
    人生は、瞬間瞬間に、無償、無目的に、生命力と情熱のありったけで爆発するもの。
    人生、生きるという事が新鮮な驚きや喜びであり新しく開かれていく一瞬一瞬。
    ベストを尽くすのは現在、この瞬間。生きるもよし、死ぬもよし。ただその瞬間にベストを尽くす。

    ・社会的状況や世間体と闘うと同時に自分とも闘う。これは社会では否定されるが人生の筋。
    自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身。

    ・人間は本来、自分では気付かない内に毎日分かれ道のポイントに立たされている。
    「安全な道」か「危険な道」か、常に迷い選択を迫られている。「危険な道」を選択する時にこそ自分自身になる。

    ・人間にとって成功とは、自分の夢に向かってどれだけ挑んだか、努力したかどうか。
    自分の信じている事、正しいと思う事には脇目をふらずに突き進む。激しく挑んでも世の中は変わらないが、自分自身は変わる。

    ・男女関係は、いつでもどちらかの片想い
    ⇒片想いしている時こそ強烈、惚れれば惚れるほど、喜びと同時に心配や不安が起こるもの。


    読後のアクションプラン
    ・日常の中で「嫌だ」「変だ」と感じたら、そうじゃない方向へ自分を投げ出してみる
    ・アドラー心理学に通ずる所があるので、もう一度嫌われる勇気を読む(期日9/15)

  • 人間とは不完全で、不格好だからこそ美しい生き物だという岡本太郎の考え方を強く感じる。もっと自由に、効率とか経済などではなく、心に従って生きるのが正しい姿だ。

    確かにそうだが、それだけでは現実として生きていくのが辛すぎる。根っこでは心を爆発させつつ、表面に出す部分はコントロールしなくてはとも思う。特に人間関係の部分では。

全115件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

岡本太郎 (おかもと・たろう)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。『岡本太郎の宇宙(全5巻)』(ちくま学芸文庫)、『美の世界旅行』(新潮文庫)、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)ほか著書多数。


平野暁臣 (ひらの・あきおみ)
空間メディアプロデューサー。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクト、生誕百年事業『TARO100祭』のゼネラルプロデューサーを務める。『岡本藝術』『岡本太郎の沖縄』『大阪万博』(小学館)、『岡本太郎の仕事論』(日経プレミア)ほか著書多数。

「2016年 『孤独がきみを強くする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡本太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スペンサー ジョ...
リンダ グラット...
赤羽 雄二
ジェームス W....
佐々木 圭一
メンタリストDa...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×