すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く (中公新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 確かに面白い!
    「進化」とは、勝手に合理的に起きているものと思い込んでいた。
    弱いものは生き残れない訳だし。
    自然に淘汰され、変化(進化)しながら状況に合わせて「最適化」されていくものと思っていた。
    でもこの本を読んで納得。
    確かに「不合理」なのに「存在」している!
    なぜだ?!
    本書を読めば確かに納得。「そういうものかぁ・・・」と理解できる。
    つまり生物は「決して最適化されて生き残っている訳ではない!」ということ。
    人間もだけど、会社も全く同じ!
    この本読んで特にそう思いました。
    当社は60年以上も継続している企業ですが、全く最適化されてないし!
    不合理なのに、生き残っている!
    なぜだ?!(笑)
    面白いわー。。。
    そういう中で「最適化」とは別の次元で「不合理な生き残り方」をしている生物は、まさに当社そのものですわ!
    是非想像しながら読んでほしい一冊!
    (2017/6/21)

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著者プロフィール

高知大学農林海洋科学部准教授。著書に『すごい進化』(中公新書、2017年)ほか。

「2018年 『繁殖干渉 理論と実態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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