侠飯(5) (ヤングマガジンコミックス) [Kindle]

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  •  良太は、大学同級生の蜜本が独立してアイコン・イラストレーターを目指す。SNSのフォロワーも1500人を超える。アイコンイラストの注文が来ているという。ただし、蜜本は、依頼に対してタダでやっている。
     柳刃は「独立とはそんなに甘くない。5万円の値打ちがあるデザインをどのくらいで作れる。5万円以上で買ったことがあるか?デザインに関して価値を見出していない。S N Sは無料だから見てもらえる。
    金を払うだけの価値があるものにしか、消費者は手を出さん。例えば飲食店の廃業率は、開店から2年で約50%、10年で90%だ」
     柳刃流中華風カレー。合挽き肉をフライパンで炒める、油はゴマ油。火加減は強火。滲み出る油が透明になったら、一旦別皿に取る。豆板醤とオイスターソースを入れて、玉ねぎとナスを炒める。火が通ったら、カレー粉を入れる。そして、合挽き肉を入れて、鶏がらスープを入れる。スープが煮えたら、塩コショウと砂糖で味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつける。それで、完成。これにラー油をかけると美味しくなる。
     交番に指名手配犯の顔が出ていたが、そっくりだった。良太は心配する。洋介はヤクザだと知った。
    結城春菜。同級生。瓜田ゆきこ。隣の子。

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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