ランボー [DVD]

監督 : テッド・コッチェフ 
出演 : シルヴェスター・スタローン(佐々木功)  リチャード・クレンナ(内田稔)  ブライアン・デネヒー(石田太郎) 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.84
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111294456

感想・レビュー・書評

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  • ベトナム帰還兵ジョン・ランボーは戦友を訪ねて帰国するが、戦友は枯れ葉剤のために死んでいた。行き場をなくしたランボーはある町を訪ねるが、流れ者を嫌う保安官ティーズル に捕まって虐待を受ける。捕虜になった時のトラウマを思い出して反射的に反撃したランボーは、警官隊や州兵と激闘を繰り広げる。
    新たなアクション映画の分野を開拓すると同時に、耐えて耐え抜いた末に怒りを爆発させる悲しき戦士ジョン・ランボーというキャラクターをシルベスター・スタローンが開拓してロッキーと並ぶ当たり役となったシリーズ第1作。
    グリーン・ベレーのサバイバル・テクニックを生かしてのサバイバルアクションの連続、国のために戦ったのに相応しい扱いを ​ 得られない帰還兵の悲しみと怒り、神出鬼没な戦闘や危険なアクションもやり抜いたスタローンの代表作です。

  • 彼の人生を狂わせた戦争は記憶の中でまだ続く

    元グリーンベレーのエリート戦士 ジョン・ランボー。
    彼が部隊をさり、古い戦友の元へ訪れると、
    ベトナム戦争の後遺症で既に亡くなったとその家族から知らされる。
    行く宛がなくなり、とりあえず食事をしようと街を訪れた時、
    浮浪罪として保安官に逮捕され、執拗な嫌がらせを受ける。
    それに耐えかねたランボーは警察署を逃げ出し、山にこもる。
    まちのおまわりさん 対 怒れる殺人マシンの戦いが始まる。

    「ロッキー」に続き、この「ランボー」でアクションスターとして確固たる地位を築いたシルベスター・スタローン。
    両キャラクターに違いがあるとすれば、法の下の暴力かどうか。
    上り詰めるために拳を振るうのか、消されないために戦うのか。

    正しいことはしていないが、完全に悪と憎めもしない、上手く共感を誘ったアクション映画。良作。

  • 子供の頃に見て以来、再び見てみた。子供の頃はランボーには共感できなかったが、大人になるとランボーの気持ちが痛いほどにわかってしまう。

  • 久方ぶりに見直しました。
    アクションだけでなく、戦争への無意味、悲惨さ、後遺症、差別…様々なことがはいってる映画であることに見直して気づくね。

    ぜひ〜

  • アマプラにて視聴。
    見る前のイメージは、シルベスター・スタローンが暴れまくるやつでしょ?くらいだったが、ランボーはベトナム戦争の帰還兵という社会派な設定があったのが良かった。一人じゃどうにもならないとは思うけど、一人の力もすごいですね。
    古い映画も有名なのは見てみるとよいですね。

  • 戦争アクション、勧善懲悪のストーリーで、悪徳警官に天罰を加える、という見ていて爽快な話かと思いきや、ラストでは揺さぶられます。
    ベトナム戦争の英雄が、帰国後には不遇をかこつ。
    周囲からの冷たい視線や、戦場での連帯感を喪失して孤独感に苛まれ、ベトナムでのトラウマが精神を蝕む日々。

    ランボーの戦闘技術やサバイバル能力には目を見張りますが、それだけではない、というところにこの映画の「凄み」というか、名作たる所以があるように思います。

  • スタローンといえば、「ロッキー」と「ランボー」が2枚看板です。「ランボー」全5作シリーズの1作目は、ランボー役が決まらず難産の末、1982年に封切られました。この時、スタローンはロッキー3と同時撮影だったので、体はキレイに仕上がっています。そして、ラストの言葉がこの作品のテーマです。
    「彼らが国を愛するように、国も彼らを愛してほしい」

    原題: First Bloodは、1982年のアメリカのアクション映画で、『ランボー』シリーズの第1作である。
    ディヴィッド・マレルの処女出版小説『一人だけの軍隊』の映画化作品であり、社会から孤立したベトナム帰還兵ランボーと、たまたま街を訪れた流れ者というだけでランボーを排除しようとした保安官との戦いを通して、「ベトナム戦争によって負ったアメリカの傷」が描かれている。 本作によりスタローンは『ロッキー』に続くキャラクターイメージを獲得し、アクションスターとしての地位を不動のものとした。

    映画化権の変動:
    原作小説が発表されたところ、当時のアメリカで問題となっていたベトナム帰還兵にスポットを当て、その心の病を描いたストーリーは評判となり、ワーナー・ブラザースが映画化権を取得、ランボー役としてクリント・イーストウッドとジェームズ・ガーナーの二人に二股交渉をしたところ、双方からオファーを断られてしまい、特にガーナーの方は「アメリカの警官を殺すような役はしたくない」とまで言われる始末であった。その後、当時注目を浴びていた若手俳優アル・パチーノにもオファーを出すも、これもまた断られてしまった。 しばらくして、マイク・ニコルズが企画に興味を示し、主演にダスティン・ホフマンを推すも、「暴力的すぎる」と断られてしまった事から企画は頓挫し、映画化権は当時新鋭のプロデューサーだったマリオ・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナが設立したカロルコ・ピクチャーズに売却された。
    配役:
    カサールらにとってハリウッド進出第1作目となったことから、彼らの作品に対する熱意は相当なものであった。 当初ランボー役はスティーブ・マックイーンに打診され、本人も出演に意欲的だった。しかし、既に病魔に侵されていたマックイーンは体調不良により降板(その後死去)、そのためカサールらは、ニック・ノルティやキャリアが頭打ち状態だったジョン・トラボルタにオファーを出すも断られてしまったが、当時『ロッキー』シリーズ以外の作品が興行的に不振が続いていたシルベスター・スタローンがギャラを下げてまでも出演を熱望し事なきを得た。また、トラウトマン大佐役は当初カーク・ダグラスに依頼されたが、ダグラスは原作通りの結末にならないことを知ってこれを辞退している。
    撮影:
    本作では、主役のスタローン自ら多くの危険なスタントをこなした。崖から落ちるシーンでは肋骨など4箇所を骨折。また、本作撮影後にはスタローンが入院したため、自身が監督を務めた『ロッキー3』の編集作業が遅れ、劇場公開の延期を余儀なくされた。ちなみに右腕の傷を自分で治療するシーンでは撮影中に負った実際の傷を自ら縫ったとされているが、北米版DVDに収録されたスタローン本人のコメントによると「ポンプとチューブを取り付けた特殊メイク」である。
    本作に登場する重火器は全てが実銃で、その多くはFBIやSWATから借用したものだった。撮影中、これらの武器は厳重な管理下に置かれたが、それにも関わらず国際的な武器密輸組織によって盗まれ、アメリカのマスコミを騒がせる事件となったという。
    映画ではワシントン州にあるホープという小さな町の設定だが、実在しない。撮影が行われたのはカナダのブリティッシュコロンビア州にあるホープという町である。(Wikipedia)

  • ベトナム帰還兵のやり場のない怒りと疎外感とを「暴発」という形で切り取って見せた逸品。続編よりは安価だが、遥かに訴えかけるものがある。スタローンが若く、また細マッチョなのが印象的。

  • 昔、地上波でよく放映されていたと思うのですが、しっかり観たのはこれが初めて。あ、こーゆう物語だったのね。すれ違いでここまで展開するとは、これがアメリカらしさ!?

  • 何も悪いことしてないのにこんなことになるなんて災難でしかない…
    圧倒的な知能戦とサバイバル能力、素晴らしいとしか言えない!
    戦争のトラウマを語る部分が気の毒すぎて…

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