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- / ISBN・EAN: 4988013199019
感想・レビュー・書評
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通勤列車の帰路、見知らぬ女から持ちかけられた話は、同じ列車に乗っているプリンと名のる人物を終点までに見つけてGPSをつけること。前金で25 千ドルを手にした男は既に家族が人質に取られ後に引けないと知らされます。困難なミッションをこなすいつもながらのリーアムで、そこそこ面白い。でも、定年間近の主人公はリストラされたばかり。ローンを抱え、さらに妻の希望で高額な息子の私立大進学資金が直ぐにもいる。リアル過ぎる悲哀に、アクションシーンでも若者に押され気味感がダブり見ていられません。人生って辛いなぁ。余談ですが、アメリカの通勤事情は優雅ですね。車内はゆったり。日本じゃ、リーアムでもこのミッションはこなせませんよ。
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内容解説 (Amazonより)
10年間勤めてきた保険会社を、60歳で突如リストラされた会社員のマイケル。いつもの通勤電車で帰路につき、常連客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱいだ。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、「乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜して欲しい」と持ちかける。ヒントは3つ。常連客ではなく、終着駅で降りる、プリンと名乗る乗客。高額な報酬に抗えず、元警官の経験を生かし捜し始めるが、駅の数だけ仕掛けられた罠に深まる謎、さらには、妻と息子が人質に取られたことを知る。やがてプリンが、国家をも揺るがす重大事件の目撃者であることを突き止め、ようやく6人にまで絞り込んだ時、巧妙に仕組まれていた恐るべき陰謀が明かされる。
以前、『フライトゲーム』を観て面白かったので観ました。
同じようにハラハラドキドキ感があり 電車が脱線するシーンは迫力があり面白かったです。
主演のリーアム・ニーソンってシブいおじさまですよね!
ラストは警察官に復帰出来たってことでいいのかななぁ...?! -
リーアム・ニッソンの作品は数本観ています。雰囲気は、似ている感じがします。でも、楽しめました。元刑事の主人公、最初は冴えないんですが追い込まれれば追い込まれるほど、強くなってきます。段々と後半に向かって、面白くなります。ネット配信で見たのですが、絶対に劇場の大スクリーンで観るべき作品だと思います。
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「サム車掌ーーーー!」泣
「エスター」の監督なのね。そしてこの女はエスターの悲劇の母親役の人か。いやはや、「エスター」とは全然雰囲気の違う映画だけど、目が離せなくてこちらも面白かった。
10年間勤めてきた保険会社を、60歳でリストラされた元警官の会社員のマイケル。
いつもの通勤電車で女から高額な報酬で「人探し」を依頼される。しかし、それが悪夢の始まりだった。
以下ネタバレ
最低最悪な陰謀論。
もうね、主人公が結構おじさまなわけで。リストラだけで十分でしょ。オーバーキルな感じです。次から次へと大変なことになります。もう60歳よ、60歳。やめたげてー!
まぁ、おかげで映画はダレずに最後まで楽しく見れた。殴り合いのアクション、黒幕は誰なのかミステリーとサスペンス、そして電車脱線のパニックと見せ場がたくさんで。
あと、私は「善良に引っ張られる人々」が描かれる映画が好きなので、最後の方でみんなが「プリン」を名乗り、主人公を守ろうと一丸になるシーンがめちゃくちゃ好きです。なんて気持ちの良い人たちなんだ。
最終幕は、謎の女への報復であり、ネタバラシであり、主人公が「新しい働き口」を得たこともわかるラストで、見終わった後もスッキリ。
それにしても、通勤電車が寿司詰めでなく、挨拶を交わす場だなんて、アメリカさんてば、素敵。 -
こういう限られた状況空間に巻き込まれた主人公が色々悩みながらも推理し頑張る、というのは結構好きです。クリスティーあたりが始めた「孤島・館もの」の変形といえるでしょうか。今はスマホという必ず外の世界とつながる道具がある、というのがネックでもあり、工夫のしどころでしょうか。終わり方も良かったです。
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父さん、通勤電車で毎日こんな事してるの?の息子の問いが良かった。笑
毎日乗り合わせる通勤客と言葉を交わすなんて日本ではまずないな。 -
リーアムニーソンの作品が好きでよく観ますが、会社に真面目に貢献したのに会社に見捨てられたり、制限時間の中で真犯人を探す役にされることが多くて、気の毒になるくらいです。
クリスマスの夜に必ず、世界を救ってるブルースウイルスみたいな感じでしょうか。
少しのヒントから正解を導き出していく知能とおそるべきアクションがたまらない作品です。
最初から最後までハラハラが続くのでおすすめです。