不朽のフェーネチカ (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • アフタヌーン本誌を毎月買う身としては、これは永久保存の短編だ!と思っていたら、電子書籍化プラスオリジナル書き下ろしありとのことで、買わずにはいられなかった。再読しても、やはり良い作品。ずっと手元に置いておきたい。生前列聖が噂されるマザー・ドロテアとその過去を暴こうとするジャーナリストのアレハンドロのお話。ドロテアが生涯を問うような、究極の選択を迫られ、思いが駆け巡り、従容として受け入れ、ただの満足したシスターだよというシーンが強く印象に残る。

  • 短編なので内容が薄く、結局なにが言いたかったのかわからない。読んでいて手応えがなかった。

    いろいろ書こうと思ったけれど、本当にこれしか思いつかない。なにも残らなかった。良くも悪くも“お手軽”作品だと思う。

  • 「辺獄のシュヴェスタ」完結翌年に描かれた読み切り作品の単行本化。
    列聖(=ローマ教皇庁の審査を受け聖人と認められること)の生前審査を控えたマザー・ドロテア。
    彼女のスキャンダル記事をモノにするため彼女の過去を追う記者アレハンドロの視点で進む物語。
    善悪関係なく目的のため強かに生きているキャラの描き方が上手い作家さんです。
    300円ぐらいで読み切れるのでご興味あればぜひオススメ。

  • 85ページで圧巻、女の一生。
    聖人なりたい婆さん、めちゃくちゃかっこいい!昔の河惣益巳ぽさも好き。

  • 強いババアを描いた短編。名声欲からの偽善者と見せかけて、確かな動機があり、悪行から転じて善を為しているのがおもしろい。

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