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感想・レビュー・書評
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そう、これ!こういう方法が知りたかったの!!
今まで紙だったりデジタルだったりで色々とタスク管理のやりやすい方法を模索してきてはコレジャナイ感を味わってきたのですが、アウトライナーで管理するのが一番便利!
ひとつのタスクを細かく切り分けたり、逆に大きな一括りにして計画を立てたりするのが簡単なのがとても良いですね。
(普通のスケジュールアプリだと、タスクをプロジェクトに格上げしたりするのめんどいもんね……)
ほっといたら忘れ去られがちな「いつかやってみたい」を「今日やるタスク」と同列に参照できるのも良いですね。「やりたいことはあるはずなのにヒマでつらい」って状態がなくなりそう。
個人的には、まとまった文章を作るツールというよりタスクを管理するツールとしてアウトライナーを使うのが合ってそうだなと改めて感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アウトライナーを使って考える方法がわかる
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- 上位階層が下位階層を規定するだけでなく、下位階層もまた上位階層に影響を与える。「今日の(私の)重要なこと」の最上位階層は「(私の)人生で重要なこと」。逆に言えば、「今日の行動」は上位階層の「人生で重要なこと」に規定されるだけでなく、逆に「人生で重要なことに直接影響を与える」ということだ。
- 「人生」も「生活」もLife。つながっていて、相互に影響しあうのだ。
- ということは、「(私の)人生で重要なこと」を考えてクリアにしておくことが大切だ。「(私の)人生で重要なこと」がクリアでなければ、「今日重要なこと」がわからず、DOの優先順位を決めることができない。
- 重要なことから先に終わらせていれば、全て終わらなくても気にしなくていい。仕事が終わらないことはよくあるが、仕事も人生も破綻しない。つまり、必要だと思ったことでも、「出来なくてもいいこと」だったものがあるということ。
- Tips
- 言葉の変化は必然的にアウトラインに影響を与える。
- 階層はできるだけ深くしないほうが自由度が上がる。
- 日常の小さな考え事もアウトラインにしてみる。 -
良かった
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アウトライナーを生活ツールとして活用するための本。
生活だけではなく、人生全般に活かすことができる。
GTDに近い考え方。
著者によるアウトライン・プロセッシングの再現が書かれている。
実践してみたら楽しかった。これからの人生に活かしたい。
順番が前後するけれど、『アウトライナー実践入門』も読んでみようと思う。 -
Outline processorでGTDやらFranklin Planner的なことをやっちゃおうというもの。一般的なToDo管理とは一線を画す使い方が面白い。
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アウトライナー使いたくなる
すっきりしたくなる -
・Tak.さんの本は前にも読んでいた(『アウトラインプロセッシング入門』『アウトライナー実践入門』『Peace shake Love』)。前々から読みたかったが、出た時はタイミングが合わなかった。Kindle paperwhite購入時にKindle Unlimitedに30日間の無料体験登録を行い、その中で最初にダウンロードした。
・なぜかエッセイ的な内容だと思っていたが、実際は「LIFE(生活、人生)のアウトラインを作る」の具体的な手引書だった。
なるほど、「自分の人生における優先順位を見極める」というのは『7つの習慣』始めさまざまな自己啓発本で主張されているが、アウトライナーというツールの補助を得ての具体的なプロセスがわかるというのはありがたい。
・[Days]によるデイリータスク(本書の中では「Do」という概念で扱われている)管理の手法を早速真似して見た。「1日の予定に入れるタスクは最大6つ」という具体的な制限があることで1日のゴールをイメージしやすくなった。また自分の1日がいかに割り込みタスクによって左右されているかも可視化された。よかったと思う。 -
『アウトライン・プロセッシング入門』を読み、言及されている「生活のアウトライン」について気になったのでこちらも読んだ。正直、『入門』に書かれた内容が薄く延びたような印象が拭えない。アウトライナーは時間をかけて編集されていくものだと思うし、特に「生活の」アウトラインにおいてはそれが顕著になるだろうと思うので、どういう機会に見直して、どういう風に育っていくものなのかとか、そういう過程を見たかった。