PRESIDENT (プレジデント) 2018年9/17号(頭がよくなる睡眠、バカになる睡眠)
- プレジデント社 (2018年8月27日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 4910276530988
感想・レビュー・書評
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手を抜きすぎ
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昼寝が大事
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プレジデントで睡眠について取り上げるとなると、気になるのは、「睡眠負債」と「ショートスリーパー」について。
この矛盾する2つのテーマをどう扱っているのか。
特集の冒頭で紹介しているアンケートでは、睡眠負債説の研究者・白川修一郎先生がコメンテーターを務めています。
それに続くコラム・小宮一慶「経営トップの24時間はどこが違うか?」では、得られたアンケートの結果を分析して
「成功している人に
短時間睡眠はいない」
と結論づけています。
確かに今回得られたアンケート結果では睡眠を取っている経営者が大部分だったのでしょう。
しかしショートスリーパーの記事では
トーマス・エジソン
ドナルド・トランプ
ビル・ゲイツ
孫正義
らがショートスリーパーの例として挙げられています。
めちゃくちゃ成功している大成功者は短時間睡眠だった!?
そのショートスリーパーに関する記事
稼ぎに稼ぐショートスリーパーの仮眠術
では、ショートスリーパー代表として遠藤拓郎氏と坪田聡さんが登場。
仮眠を取ったり少しづつ睡眠時間を減らして睡眠の質を良くして身体を慣らしていくと睡眠は短くできるという論法。
一方、「睡眠負債」説からは枝川義邦さんと三橋美穂さんが登場。
命を縮める「睡眠負債」はどうしたら消えるか?
こちらは基本的に「睡眠負債は消えないので自分に必要な睡眠時間は確保しないといけない」という論。
この2つの説は相容れないように思います。
本誌の特集としてはどちらの説も公平に扱って、判断は読者に任せるという姿勢。
どうせならこの4人が一堂に会して激論して頂きたかった。
それができないのであれば、せめてショートスリーパー説のお二方に「睡眠負債」について質問して頂きたかった。
短時間睡眠については、最近トピックとなった
3時間の眠りでも大丈夫という「濃縮睡眠」開発者・睡眠セラピスト・松本美栄さん
日本ショートスリーパー育成協会主催・堀大輔さん
このお二方に関する記事も掲載してほしかった。
本誌の特集としては、「睡眠負債説」VS「ショートスリーパー可能説」の決着はついていません。
決着をつけるのは、読者である我々なのかもしれません。
(私自身としては、やはり睡眠時間を減らすのは無理な気がします)
http://sfclub.seesaa.net/article/461503567.html -
ざっくり読み
読みにくい -
早く寝る,十分に寝る