- Amazon.co.jp ・電子書籍 (277ページ)
感想・レビュー・書評
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作者さんの小説はたぶんもう30冊くらい読んでいて、どれも同じセオリーで書かれているので飽きているといえば飽きている。なのに、現代モノにおいて作者さんのものなら安心して読み始めてしまう。誤字脱字が見当たらず、慣用表現も間違いがない。それだけで読むのに躊躇いを覚えない。文章は平易でくどくない。ちょっとテーマが前に出過ぎるきらいはあるが、わかりやすいので良しとする。
本作の舞台は商社。ヒーローは(たぶん)一ノ瀬兄弟の長男。お馴染みの商業施設やヒーロー友人(他の作品のヒーロー)もちらりと登場する。いつもの安心クォリティだ。
★は3フツー、普通って大事だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あとがきで著者がこの作品は「失敗」がテーマになっているとありました。挫折やミスがあってもその後どんな行動をするかが成長に繋がる。恋愛小説だけじゃなく人生の大切な事を教えてくれました。そして悠馬が後悔したくないと積極的に押しまくるのが気持ち良かった。とても面白かったです。
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御曹司ものはそんなになんですが、作者様買いしました。
結果的には、御曹司だからダメってわけでもないですが、
やっぱり御曹司は面倒だなぁ…という印象がどうしてもあったりして。
ヒロインがとにかく死ぬほど努力家という印象だし、
お相手の彼も芯のしっかりしている魅力的な人なので、どちらも素敵なんですけど。
二人ともがハイスペックすぎて若干異次元感が強く感じてしまいました。
ちなみにシリーズものというか、お相手の彼の身内がメインのものが
先に出ていたようで、買っていたのに、まだ読んでいなかったという事実が…。
順番ちがっちゃったけど、そちらも楽しみに読みたいと思います。