狼と香辛料XXI Spring LogIV (電撃文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 療養中は本が読めなかったため情報収集していなかったところ、気づけばお気に入りのシリーズがかなり刊行されていた。嬉しいやら、悲しいやら。

    Spring Logは本編終了後のホロとロレンスの生活を綴る物語だが、ついにふたりは再び旅に出ることになる。元は行商人だったのだから十数年ぶりの旅でも問題ない――わけはなく。
    体力の衰えや、鈍った火起こしの腕に嘆息するロレンス。それでも昔のように気まずい雰囲気にならないのは、二人で過ごしてきた年月という土台があるからだろう。同じようで同じでないふたりの旅についつい口元が緩んでしまう。
    4本目に収録されている『狼と旅の卵』は本編のロレンスの活躍を思い出させる、胸躍る展開だった。次の巻を読むのが今から楽しみだ。

  • ホロとロレンス、再び旅に出る。短編集。インク、ニシンの卵

  • 狼と香辛料XXI Spring LogIV (電撃文庫) Kindle版 本編の続きを見落としていて、出遅れてしまった。本編のほうは経済が中心なので、安心して読める。

  • 久々に二人で旅に出る話。

  • 狼と香辛料のスプリングログ4冊目。温泉宿は若い狼娘に任せて、熟男ロレンスとホロがコルとミューリに会いに行くという口実で旅に出る。ロレンスの老化が他人事に思えず目頭が熱くなる。まあ、携帯電話やネトのない世界で、往々にして伝説が簡単にできてしまうというのが描かれて面白い。ますます軽くなってきた感はあるが、読了感がよくてホワンとなる良いお話。

  • 旅に出ても、相変わらず2人の甘い日々は変わらない。本当に変わらなさすぎる。
    昔の旅と比べると、ロレンスがだいぶ丸くなったなと感じる。

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、電撃文庫『狼と香辛料』にて2006年にデビュー。

「2023年 『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙IX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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