クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読むとアツい気持ちにさせられる本です。
    事業を起こして大きくするためには、考えぬきやり抜く実行力と人を巻き込む言葉の力が必要なのだろうなと思いました。
    印象的だったのはヨネさんが日本に帰るシーンと、ダグさんが入社したあとのラースさんとの会話のシーンでした。人に対して誠実であろうとすることは翻って自分のやろうとすることに対して腹を括ること繋がるのかもしれないなと思いました。

  • 水道管×AIのテクノロジースタートアップの事業売却までの軌跡を描いた書。クレイジーなくらい顧客の課題を突き詰め、トップ営業を行い、採用へ拘る。そのリアルな紆余曲折に大いに学び、勇気付けられました。

  • 興奮と熱さのベンチャーストーリー。
    非常に面白くあっという間に読んでしまった。
    ベンチャーを志す者は必読。
    シリコンバレーでの日々の奮闘ぶりなどがとてもありありと描かれており、生々しい日々に共感し心動かされる。

  • 技術者なのにアツいのがなんとなく新鮮で刺激が強い

  • 諸事情により、読む必要があったのでキンドル版を購入・読破。読後にオンライン連載物をまとめたことに気づき、しばしがっかり。ぬかった。

    著者自身クレイジーと称しているが、奇をてらっているというより、圧倒的な熱量や推進力があり、そしてそれが伝わってくる日記というところだろうか。ビジネスやお金への捉え方に共感を覚える。男女の捉え方や日本の風習の非合理的な部分に対する見解も非常に共感を覚える。

    ・「まなぶ(学ぶ)」とは、「まねぶ(真似ぶ)」から来た言葉なのだと、その昔、学校で習った。しかし、こんなところに本当の学びはない。大人がしっかりしなければならないところだ。

    ・アップル社のCEOだったスティーブ・ジョブズが語った言葉に、「The Journey is the Reward」という言葉がある。意味としては、「目的地に着くことが旅の目的なのではない。旅をすること、そのこと自体が、旅の本当の目的なのである」といったところだろうか。禅にも、「修行そのものが悟りである(修証これ一等なり)」という言葉があるようで、禅思想の影響を受けていたスティーブ・ジョブズはこの影響を受けたのかも知れない。

  • ちょいと最近、下水道関係の話題に触れることがあったので、セール時にポチっと。うーん、成功体験の日記帳という感じでしょうか。じぶんとかけ離れたスーパーマンのお話なので、参考になるかと言われるとうーん?って感じ。熱意が人を呼び寄せて、良いものを作り上げる、っていうところでは、カッコいいなあと思うし、実際に仕事をしていて楽しいだろうなあ。まあ、たぶん、登場人物の皆さんは仕事だと思っていなくて、やりたいことをやっているだけなんだろうな。
    フラクタのことは全然知らずに購入したのですが、なぜか社内で「フラクタ」という言葉が。まさかここで出てくるとは思わなかった。

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著者プロフィール

1978年生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理学科)卒業。元スタンフォード大学客員研究員。東京三菱銀行等を経て、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTの共同創業者(兼取締役CFO)。2013年11月、同社を米国Google本社に売却し、世界の注目を集めた。2015年6月、人工知能により水道配管の更新投資を最適化するソフトウェア開発会社(現在のFracta, Inc.)を米国シリコンバレーで創業し、CEOに就任。2018年5月に株式の過半を栗田工業株式会社に売却し、現在も同社CEO。著書に『未来を切り拓くための5ステップ』(新潮社 2014)、『無敵の仕事術』(文春新書 2016)。現在、米国カリフォルニア州メンローパーク在住。

「2019年 『クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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