1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック [Kindle]

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  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • 古今東西の様々な偉人たちが行っていたライフハックを紹介する本。ざっくりとした人物紹介をし、行っていたライフハックを一つ紹介する構成。

    本のタイプとしては『天才たちの日課』によく似ている。一つの行動について深掘りするのではなく、数で殴るタイプ。一人に割かれるのは2ページ程度。なので行動は紹介されるだけのことが多く、その効果について検証されることは少ない。「あの人こんなことやっていたんだ」という面白さはあるが、そこで終わってしまう。

    ただ、この手の本も使い方次第ではあると思う。成功するために読むのには向かないが、時間を潰すのには向いている。話が2ページごとに完結するので、いつでも読むのを止められるわけだ。小中学生がする朝の10分間読書とかでお勧め。

  • 知らない偉人がこんなにいるんだということでまず勉強になりました。いろんなところにいろんな人が頑張っている、そこが励みになりました。
    それから皆さん何かに到達されるにはPCDA、継続、努力、工夫をされているのだなあと。
    何かをなすには続けること、続けるにはどうしたらいいのか。今の私は自分の目標に到達するために試行錯誤している最中なので、いろんな考え方ややり方がある、ということが参考になりました。
    多種多様だけれども、継続のための工夫を怠ってはならないのだと。

    ジョブズの名言は有名ですが、やっぱり心に刺さりました。今日を真剣に密度を濃く生きたいと思います。それだけの情熱を毎日傾けるのは大変だけど、習慣レベルにまで落とし込みたいです。

  • エジソンの印象が変わったw

  • 大人の知的能力の60%は先天的なもの、40%が後天的なもの。後天的なものの多くは、習慣。
    天才の習慣をマネするのは、一瞬にして強敵の技を蒸す無用なもの。
    時間は有限だから、テレビは見ない。
    ランチは、カロリーを最小限にして、午後カロリーを少しずつ摂取する。
    同じ服を着る。日常における選択を最小にして生活をシンプルにするための習慣。
    立って働くと、頭脳が活性化され集中力が高まる。
    本を作成するとき、頭から書く必要はない。それと同じに読書も最初から読まなくてもよい。重要なものを優先する習慣。
    ドストエフスキーは、小説の形をとった宗教書、哲学書。
    朝には目標を、夜には課題を書く(フランクリン)
    朝は、どんな有益なことをしようか、
    夜は、どんな有益なことをしたか、と自分に問う。

    毎日5分だけ使って、一日にひとつ発明する。考えるのは5分だけ。アイデアが何も出なければその日はあきらめる。方法は3つ。問題解決法、水平的思考法、強制結合法。

    自分の仕事の2年後を予測する。5年は先過ぎる。1年は短すぎる。2年後を予測するのがちょうどよい。

    私には失うものはない、は魔法の言葉。

    寝る前に次の日の仕事に少しだけ手を付ける。
    一つの仕事を半分終えると、別の仕事に手を付ける。緊張感を持ち続けられる。

    意思決定のため選択肢の長所短所を並べたチェックリストをつくる。仮にチェックリストの少ない方を選んだとしても、腹に落ちる。

    ルーティンには、ストレスを緩和する効果がある。

    自分を、2人称にして、天から自分に語り掛ける。自己暗示というテクニック。

    あらかじめ、先行きを創造してビデオテープで再生する。人前で話すとき、など。

    走れるときに歩くな、早く行動するほどより長く生きられる。

    トルストイは死ぬまで日記を書き続けた。

    ビルゲイツは読書のために休暇を取った。完全に読書に時間を充てるためだけの休み。

  • 許成準さんの「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」を読みました。Kindle unlimitedで発見。Kindle unlimitedはこういうところが良いのかもしれません。この本では天才たちの「習慣」に目を向けている。それは成功に向けての先天的でない後天的な要素を左右するものとしては、「習慣」がもっとも有力 とされているからということ。つまり、成功者たちの習慣というか行動に着目した本。気になった以下。
    ベンジャミン・フランクリン;朝には目標を、夜には課題を書いてみる
    ジョナサン・アイブ;単純な仕事をするときに音楽を聴くと、仕事の生産性が高くなる
    デミス・ハサビス;夜寝る前に、次の日の仕事を始める。悩んでいる問題について考えている途中で寝ると、起床後にそれを解決することが容易になるといる。
    京セラ創業者の稲盛和夫の言葉に、「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」 というものがある
    ウオーレン・バフェット; 自分にとって重要な情報は暗記してしまう習慣 を持っている。記憶をしていない=比較対象を持たない人の目にとって、たいていのデータはただの数字の羅列に過ぎないのだ。

    フランシス・クリック;人に教えを請うたり、無知をさらけ出して情報を集めるのはプライドが邪魔をすることも多い。だが、その ハードルを越えられる者が少ないからこそ、オープンマインドは成功への近道になりやすい のである。
    イチロー;ルーティーンにはストレスを緩和する強い効果があるといわれている。このため、ストレス緩和のためのルーティーンは、別に理に適っていなくても良い ということになる。
    ルイス・キャロル;自分の職業の方向性とは正反対の何かを趣味に持つことは、リフレッシュのためにとても良い習慣である
    ユリウス・カエサル;三人称視点でおこなう独白にはストレスを緩和し、自己肯定感をアップさせる効果がある
    ポール・ゴーギャン;しばらく目を閉じているだけで、 脳の中では心理を安定させるα波が発生する という。数秒間目を閉じるだけでも、簡単な瞑想な効果を得られるのである。
    フィンセント・ファン・ゴッホ;カリフォルニア大学のマシュー・リーバーマン博士によると、 自分の思いを書く行為は、ネガティブな感情をコントロールするうえで、たいへん役に立つという。
    レオ・トルストイ;自分の日常を記録して冷静に観察し、自己管理のために活用するためだった。1)したいと思ったことは必ず実行する、2)実践するときには一生懸命に行う、3)仕事は一度にひとつずつ取り組む、4)自分が持っている知恵をさらに育てていう、5)本から得た知識は再び読まなくても良いほど完全に自分のものにする、6)他人の意見に左右されない
    サティア・ナデラ;毎朝15分を将来に投資する
    ロンブ・カトー;毎朝10分最も大事なことを勉強する。語学を勉強するうえでの大切なべんきょう習慣。1)毎日その言語で思考する。毎日 10 分はその外国語で話す。特に朝が効率的、2)学習意欲がないときにはあまり無理しない。かといって完全には諦めない、3)意欲がないときには勉強の方法を変えてみる(読解の代わりにラジオを聴くなど)、4)勉強したことを日常で活用してみる。たとえば街の看板や広告を解釈してみる、5)文法から学ばず、言語から文法の規則性を発見する。
    ブルース・リー;勉強は理論と実践の両輪とする。その体系を言葉とすると、1)知るだけでは不十分だ。実際に応用しなければならない。意志があるだけでは不十分だ。 実行しなければならない、2)成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である、3)恐れは不確実性から来る。その恐れは自分自身をよく知ることで無くすことができる、4)幸せであれ。しかし決して満足するな

  • 様々な天才達の仕事術が書いてあった。
    これからも引き続きやっていこうと思った行動やこれから新たに実践していこうと思うことが書かれてあり、参考になった。

    特に参考になったと思った内容は以下。
    1. ビジネスは周囲に強い印象を与える。
    2. 簡単に済ませる賢い方法を常に考えておく。
    3. 仕事では代案を用意しておく。
    4. たびたび目を閉じてリラックスする。
    5. 自分のプレゼンや説明を録画録音して確認する。
    6. いい情報を得たらすぐに行動や実行をする。
    7. 自分がやったことの無い仕事に積極的に関わる。

  • さまざまな異人や著名人の習慣に注目し、紹介した本。
    最初は環境のちがいや国民性など外部要因に原因を見出していたが読み進めていくうちに
    よい習慣はよい思考を生み出してくれることが理解できた。

  • この手の本に興味がある人なら聞いたことのあるような話もあると思う。

    気になった部分だけ自分に取り入れたりすればいいのでは。

  • 文字通り、古今東西の天才と呼ばれる人たちのライフハック術を説いた一冊。

    知らない話が多く、楽しめた。

  • 偉人のエピソードを手短に読めるのが意外と楽しめた。

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著者プロフィール

 2000年KAIST(国立韓国科学技術院)大学院卒(工学修士)。ゲーム製作、インスタレーションアートなど、様々なプロジェクトの経験から、組織作り・リーダーシップを研究するようになり、ビジネス・リーダーシップ関連の著作を多数執筆。
 主な著書に『超訳 孫子の兵法』『超訳 君主論』『超訳 論語』『超訳 アランの幸福論』(小社)、『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(すばる舎)などがある。

「2022年 『図解 超訳 資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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