ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS) [Kindle]

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  • 扶桑社
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感想・レビュー・書評

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  • どちらかというと自叙伝的な内容。

    心がけはおっしゃる通りの正論でしかない。

    いいことが書いてあるんだけど、読後感がすっきりしないのは、やはり氏の視点が「俺が、俺が」だからなんだなと感じた。そういう意味で自己啓発書のようでいて、自己啓発書ではない。

    ある意味自慢話であり、実践的方法論ではなく、いわゆる根性論に近い。

    本としてはあまり良書とは思えないが、氏の行動力にはいつも尊敬している。

  • ロビン・シャーマ「3週間続ければ習慣、3週間後は無意識」
    ”本質を捉える”→やり抜く

    なにかに依存→将来に恐怖や危機感を持てない

    「心理的安全性」安全が確保されている方が高い結果を出せる
    →安定して怠けるのは二流

    すべての行動に「利」が絡む

    バッタをかごの中に入れるとかごの高さしか飛べなくなる
    →人間も限界を決めるとそうなる

    一人でいる→自分と向き合う時間がモテる
    一人の時間がないと新しいものを生み出し育てられない
    影響を受けたり邪魔されたり意識が散漫になる

    斜め上のアイデアを出す
    一発逆転は害→一つの偶然をすべての真理だと誤解する

    「拡張性」
    「失敗を恐れず、種を蒔き続ける」

    高杉晋作「面白きこともなき世を面白く住みなすものは心なりけり」

    経済には国民性が反映される

    成功→「長く長期的に反映すること」

    まだ高い値がついていないものに対して高い評価をすること
    →投資能力

    書道の爆発的な結果が重要

    知識として学び仮設を立てる→シンプルなルールに帰結

    ”どんな目標も長期計画であればあるほど数字への執着心が薄れる”

    情報収集・分析は3週間
    1週目:全体像を把握(鳥の目、業界に属している人のあたりまえの知識をみにつける、一般法則・王道ルール)
    2週目:推論を立てる
    3週目:センターピンの設定(仮設に誤り・矛盾がないかを検討)

    「反論に対して論理的な説明や論破ができるか」というとこまで突き詰める

  • ・センターピンを見つけそこに全集中する
    ・自分とは何かを知る
    ・大きな流れを読む

  • 努力あってのことだと理解した。

  • 意外性の高い本。与沢翼というと色物で抵抗がありましたが、SNSで面白いと評判だったので読んでみたら面白く役立つ知見が得られた。リスクはヘッジすれば良いという考え方が一般的だがそれは持つ者の思考。持たざる者は一点突破しかないという考え方には共感した。

  • 予想以上に面白かった。
    ・まず3週間の短期目標に集中する
    ・誰にも邪魔されない一人で考える時間を作る。
    ・人とは群れない。一人でやる。
    ・利が一つしかない行動は無駄。全ての行為に一石二鳥以上の利を求める。
    ・一つの行動に一つの対価しか得られていないならば平凡な結果しか待っていない。
    ・あなたは今の仕事で何個の実益を得ているか。
    ・かごの中のバッタになる人生は、一見安泰だが、一生他人に支配され続ける。
    ・肩書きがあるエリートでも、自由がないならラットレースと変わらない。
    ・高給取りと言われる人たちは、本当の富裕層から見れば実は薄給、低資産でしかないない。
    ・今の状況を疑え、そして脱出を試みよ。
    ・人と横並びに同じ事をしているうちは、得られるものは少ない。

  • ○概要
    短期間で圧倒的な結果を出し続けている著者による成果を出すためのマインドが書かれた自己啓発本

    ○感想
    圧倒的な成果を出すためには、短期間の一点集中で覚悟を決めてやり抜くことが何より大事だと学んだ。1ヶ月〜3ヶ月単位の目標設定で1つのことに注力し続けることは実際に刺激的で楽しいし、実践しようと感じた。そのためにはトレードオフの考えが必要だと痛感した。熱い。とても良かった。エナジードリンクのような本。

    ○メモ
    ⭐️突き抜けた結果が欲しければ、
    たった一つの結果や目標に向けて徹底的に考え抜き、他の全てを犠牲にする
    ・とにかく1つの目標に最短・最速で全力を注ぎ込み、結果を出すまでやめない
    ・自分が、心からやり切った。これ以上やりたくないと思えるまでやり抜く
    ・センターピンを定め3週間は決めたらやり抜く
    ・甘えを設けずストイックに。ストイックは伝播する
    ・不安でも、精神的体力的にきつくても絶対周囲に弱音を吐かない
    ・どんな目標も長期計画であればあるほど数字への執着心が薄れる。だから短期集中

    ★期間限定で爆発的な結果を出すためには、無理をするのは当然のこと。みんなと同じことをやってもお金持ちにはなれない。人と違うことを自分の頭で考えてやらないと圧倒的な結果は出せない

  • 与沢氏のストイックな生き方について語られており、成功まで並大抵の努力ではなかったことが良くわかる。
    自分の「怠け」「本気さ」についてとにかく痛いところを本書で突かれしまい、そのおかげで行動のモチベ―ジョンアップ(取り戻し)が出来たことが最も価値があった。

    与沢氏いわく「やる気なんて長期間続かないから、短期間で一気にやれ」とのことだが、これは「ちょっとずつでいいから毎日やれ」という考えのいわゆる習慣術と反する考え。
    これらを考えた結果「人よりちょっと先んじる程度」ならゆっくりでも今後続けられる習慣術が、「ブチ抜いた人間になりたい」なら与沢氏のようなストイックな生き方が必要という風に整理した。

    何か大きな目標は持っているのだけれど、何かしらの言い訳で活動を停滞させている状態の人にとってはぜひ読んでいただきたい良書。

  • かなり面白かった。投資哲学も詳しく書いてある一方、未来を考える重要性を説く。元気をもらえた。

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著者プロフィール

投資家兼個人事業主。1982年11月11日、埼玉県秩父市生まれ。ドバイ在住。
私立武南高校を数日で中退後、旧大学入学資格検定に合格。早稲田大学社会科学部に入学。
早大ビジネスプランコンテスト優勝。在学中に起業し年商10億円→倒産・自己破産。
再び起業し「秒速で1億円稼ぐ男」としてメディアから注目を集めるが
今度は税金滞納がきっかけで資金ショート。負債完済後、日本法人を解散。
2014年にシンガポールへ移住し、結婚。2016年にドバイへ移住。
長男・麗(2016年)と長女・仁奈(2021年)を授かり、二児の父となる。
株、FX、仮想通貨の研究が趣味。債券、保険の長期運用も行う。
タイ・マレーシア、フィリピン、アラブ首長国連邦の4ヵ国で長期ビザ
(または永住権)を取得。計39戸の不動産を無借金で購入し、所有。
海外に出てからの7年余りで純資産は約80億円(時価)に到る。


「2021年 『お金に愛される 真・投資術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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