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感想・レビュー・書評
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『寄生獣』『ヒストリエ』の岩明均が原作に回り、室井大資が作画を担当した時代劇画『レイリ』の最終巻。
今日が発売日である。待ちわびていたので、さっそくポチった。
「連載のキレイな終わり方」のお手本のようだ。話を水増しすることなく、短すぎず長すぎない6巻できちんと完結させる。また、5巻までに張った伏線はすべてきちんと回収した。
そして、愛読者の大半が納得するであろうラスト――。見事な大団円である。
この最終巻で、本作は大傑作であることが確定したと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1巻のあとがきから気になっていた伏線もきれいに回収される最終巻。そうか、その人物が最後にクローズアップされてくるとは、思いもしなかったが、違和感のないでもない男女間のやりとりも、これで帳消しの大団円と思わされる。
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レイリ完璧だな。自分を護って家族が皆殺しになって以来誰かを護って死ぬ事しか頭になかった少女とそれを諌め、当主の影武者として生きる理由を与えた武田家の面々との立場の入れ替わり様が実に自然で。本能寺の変に至る過程に天才肌と努力家の気質と武田信玄の手紙を絡めてるのが実に巧いと思った。
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