持続可能な地域のつくり方――未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン [Kindle]

著者 : 筧裕介

• 英治出版 (2019年5月9日発売)

感想・レビュー・書評

[Garnetさんの感想 · 2020年9月21日]

SDGs.

[pctrさんの感想 · 2020年9月15日]

持続可能な地域づくりの一つの方法論。考え方・スキルが体系化されてわかりやすい。
型に寄せるための作業の面もあり、使う側のやる気次第。形骸化に注意。

・SDGs17ゴールに関連した事象のつながりを考え、負のループ、あるべき正のループを配置、多くに係るレバレッジポイントを見つけ、この改善に取り組む。

・動的平衡状態にある１つの生命体としての地域の捉え方

◯生態系を壊す負の連鎖構造
１経済衰退ループ
２生活困難ループ
３孤立無援化ループ
４教育水準低下ループ
５環境破壊ループ

◯レバレッジポイント
全てに係る「コミュニティの弱体化」、多くに係る「若者の流出・地場産業の衰退」
↓
１つながり協働し高あう「地域コミュニティ」
２一人ひとりの生きがいを創る「チャレンジ」
３未来を切り拓く力を育む「次世代教育」
４道を照らしみんなを導く「未来ビジョン」

著者プロフィール

issue+design代表 / 慶應義塾大学大学院SDM研究科特任教授

「2023年 『認知症世界の歩き方　実践編』 で使われていた紹介文から引用しています。」