即効! 成果が上がる 文章の技術 [Kindle]

著者 : 尾藤克之

• 明日香出版社 (2018年10月23日発売)

感想・レビュー・書評

[torepan07さんの感想 · 2024年1月16日]

即効! 成果が上がる 文章の技術
著：尾藤　克之

時代が変わっても必要とされるものがある。それが「文章を書く」ことではないかと考えている。未来がどのような時代になろうとも、「書く」ことは絶対的に必要なスキルだと断言できる。

文章を書くことは、コツさえ覚えてしまえばそんなに難しいことではない。ではなぜ「文章を書くのは難しい」と思っている人が多いのか、これは「伝えたいことがハッキリしない」ためにおこる間違いである。「伝えたいことがハッキリしていない」のであれば、文章やアウトプットに落とすことができない。

本書の構成は以下の8章から成っている。
①成果が上がる！マインドセット
②まずは「基本スキル」を身につけよう
③文章の「やってはいけない！」
④「説得力」を高める技術
⑤高感度を高める技術
⑥とっておきの「読ませる」技術
⑦とっておきの「伝える」技術
⑧うまい・伝わる！実践ワーク

13年程前までは「書くこと」が苦手であった。そして何により克服できたかというと「書くこと」を始めるしかなかった。本を読み、アウトプットの一貫として書き始めた読書録。ただただ、忘れないように備忘録として当初は書いていたものの、自分だけではなく、仲間との共有や、著者とのつながりのために書いていることもある。

慣れれば、ただ書くだけではなく、他者を意識した書くに昇華され、書くことは色々な書くに派生していき、話すや表現する等の多くのアウトプットにもそれは活かされることになる。

本書で紹介されている技術は全て会得しているわけではないものの、頭のどこかでは意識しながら生きている。それだけでも殻に閉じこもったような生き方から少しは脱却できる。

[nomitomo13さんの感想 · 2023年8月27日]

伝えたいことをすばやく書けるコツを解説した本。

文章をすばやく書けるようになるための基本事項がまとめられています。

著者プロフィール

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員。
東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。
現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎元首相夫人)を運営している。NHK、民放のTV出演、協力多数。
また、コラムニストとして、朝日新聞「telling,」「オトナンサー」「アゴラ」「J-cast」で執筆中。著書は『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』(三笠書房)、『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など10冊以上。

「2021年 『100万PV連発のコラムニスト直伝「バズる文章」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」