メインテーマは殺人 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]
- 東京創元社 (2019年9月27日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (476ページ)
感想・レビュー・書評
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読んでいて、通常の注意力で普通に犯人がわかった。
(当たったというよりワカッタ)
・・・からイマイチだったかというとそうでもなく。
これが面白くないなら他に何が面白いのか教えてほしい。
本格ファンには極上の一品のハズ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数年間積読にしていたがやっと読了。とても面白かった。
直球の本格作品だが、クセのあるホームズ役のホーソーンとワトソン役のホロヴィッツのキャラクターが良いことや、様々な関係者への聞き取りを通して事件の枠組みが段々と見えて来て、飽きずにストーリーを追えた。
伏線が鮮やかで、謎解きを見てから前に戻って見返すと、確かに…!と気付かされるシーンがたくさん。 -
刑事フォイルが結構好きだったのと、ホロヴィッツという名前はやはり天才的魔術師ピアニストを思い出してしまうのとで、気になって積読していたミステリです。世の中的には、クリスティのオマージュのカササギ殺人事件の方が有名らしいのだけど、まずは短めのこっちのシリーズから読み始めた。カササギとかヨルガオとかも積読ですが。
で、脚本家どおりテレビドラマのような典型的なミステリ仕立ての中に、鮮やかな伏線が仕掛けられていて、謎解きものとして大変秀逸。幕切れに近い段階でのネタバラシの内容は唖然たる爽快感あり。面白かった!
登場人物は、探偵役というか警察顧問役がアクティブだけど少しクセがあるコロンボ風で、小説の著者がいわゆるワトソン役として、件の刑事フォイルなどの現実ネタをぶち込みながら絡んでいく。2人の関係は打ち解けてるのか仲が悪いのか、しっくり入ってこないところはあるけど、シリーズ第1作だからこんなもんかな。
海外ミステリは、十把一絡げ的に読み捨て上等なものが多いのだけど、本作は定番ながらすごく印象に残る感がハンパねえ感じ。伏線と感じないほど読みやすいのは罠ですね。
ベストセラー作品、今さらですがおすすめです。 -
読了日 : 2023年11月14日
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その裁きは死の方を先に読んでしまったので、シリーズ1をその後に読んだ。シリーズ2のほうが面白く感じた。
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2023. audible
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小説家自身が語り手となり、殺人事件の謎解きをする物語。個性あるキャラと次々展開するストーリーと筆致につい夢中になる。
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Audibleで聞いた。
この作者の本は初めて読んだ。
U-NEXTでアレックス・ライダーを見ていたが、この作者の作品とは知らなかった。
作者本人が作品の中で出てくると言う初めての作品だった。
犯人は最後までわからず、ドキドキしながら読めた