当時、OVAの美夕シリーズが人気で、
平野俊弘&垣野内成美はアニメーターとして、すごく好きなお二人でした。
OVA美夕も全部は見ていのですが、小悪魔的な美少女キャラの美夕が苦手でした。
連載初期の夕維は、明るくて現代っ子風に描かれていたのですが、だんだん、おっとりした天然ボケな性格に改変されてしまいました。
私は、おてんばな夕維、好きだったのにな。
美夕との絡み上、泣き虫で従順なかわいい妹のほうが、美夕好みなんでしょうね。
今回の最終章を読んで、知らないキャラが出てきて、
もしかして、「香音抄」は途中までしか読んでいないかも…。
「香音抄」で夕維がナギに恋心っぽいものを寄せ始めて、なんか興ざめしちゃったんですよね。
垣野内先生の他の作品も読んでますが、
なんで彼を好きになっちゃうのよ!!と毎回、思ってました。
「最終章」を読み終えた今でも、
ナギのどこに惚れたのか、最後まで分からないし。
夕維の選択はハッピーエンドだと思っています。
老いていくナギを見届けたのでは?
でも、ナギだけ何度でも生まれ変わるの、なんで?
魂が生まれ変わるとするなら、
早良は早姫の魂の生まれ変わりってことになるんだけど。
そこの部分を描いてくれてたら、もっとスッキリしたんだけどな~。
コドーセイ…、最後のほうでちらっと出てた?
ふおぉぉっ、再会してほしい~。
「二人で時間を渡りたい」って告白した真乃ちゃんもいるし、夕維は実は人たらしなんですよね。
泣き虫キャラなのに、いつも孤独な境遇にされてしまう夕維なんですが、セイや真乃ちゃんみたいな追っかけがいるので、永遠も「生きてりゃいいことあるさ(美夕)」ってことですよね。
美夕は、2017年から新シリーズ「朔」が始まっています
美夕がいれば、きっと夕維の再登場もあると信じて待ってます!