働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 本で読んだ。

    働くということの仕組みや生きていくことに欠かせない生きがいや働きがいとは?

    そんな本質的であり、人の価値観や倫理的な概念をとてもわかりやすく図解して示された一冊だったでしょうか。
    社会人3年目に出会い、読んだ時、これからの働き方について、見るべきあらゆる切り口を教えてくれた。

    きっと働くということについて、深く見つめて
    自分らしく、そして湧き上がる情熱とやる気を200%発揮しうる天職に巡り会えるためには、
    働くことだけに一点集中でフォーカスすると、ことごとく失敗してしまうと実感してきた。

    終わりゆく老いは、遅かれ早かれ誰にでも隣り合わせであり、お別れは老衰だけに限らない。明日交通事故で跳ねられるかもしれない。戦争になるかもしれない。

    誰にとっても最期は突然に訪れるもの。

    不確定な世の中で少しでも、幸せな1日を増やしていくためには、きっと地球に住まう暮らしや自分の人生全体のなかで、衣食住環境の心地よさを軸に、広い括りで叶えたい暮らしを図示していくことから、私らしいlife workの輪郭が見えてくるのかもしれない。

    きっと理想の働き方は、相対的なもので、馴染む環境、人間関係のなかで、その優先順位も変わっていくものなのでしょうね。

    未知なる世界に希望を捨てず、明日を夢見て、今日を生きていきたいです。

    (書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/B07WWW6P17?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=5754e8e83c33011bdf70fbe814f18832&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

  • とても読み進めにくい。
    それ、図にする必要あった?みたいな。内容に入っていけないし、内容もなんか無理に引き伸ばしてる感じ、、、。

  • 社会人に必要な概念がたくさん書かれている。
    自己啓発本をよく読んでいたせいか、知っていることが多かったが、改めて確認することができて良かった。特に「自己実現」という概念の深さに気づかされた。
    「知識の大きな目的は、知識そのものではなく、行為である。」という言葉が胸に刺さった。
    仕事の最も大事な報酬は「次の仕事機会」というのも、言われてみればそうよね。
    高校2年生の友人の息子に読ませたいけど、ラノベとマンガしか読まない子やから無理やろうなぁ。

  • 中学校や高校で読んでもらいたい内容だった。なかでも目標と目的の違いや、目的と手段の関係が改めて勉強になった。

  • 即効性のある本ではない。けど、概念を整理することで、後でじわじわ効いてくると思われる。

    たとえば、リーダーシップについては、以下のような説明がある。

    「まず、リーダー本人が何かの理想や信念を持ち、そこへ自己を導くという状態をつくらねばなりません。みずからを導けない人が、人をどこかへ導くことはできないからです。」(P.134)

    なるほどと思った。こういう整理をおこなっておけば、いざリーダーシップについて考えることになっても、初動から変わってくると思う。

  • 転職が頭にチラリとよぎり始めたので読んでみた。
    キャリアには「登山型」と「トレッキング型」があり、自分は圧倒的に後者だと思った。明確な目標があるわけではないから今ひたむきに山自体を楽しむことが必要。その要素がやや欠け始めたのだと気付く。

  • 本書の洗練された図表は一見の価値あり。抽象的な概念を的確なイメージ図として具現化しており、デザイナーさんの素晴らしい仕事に感服。

    本書は「哲学」がタイトルに入っている通り、「働くとは何か」について360℃の視点で深掘りされている。心に残るフレーズが多数散りばめられており、今後のキャリアを再考するときに読み返したい本。

    ・途中で遭遇する出来事や環境を100%コントロールできない。しかし、どうとらえるかはある程度コントロールできる。
    ・成功は一過性。幸福は持続的な快活。
    ・献身し、意味を見出し没頭する。ある時点で幸せだと気づく。それが幸福の実体。
    ・夢と面倒くさいことはセット。面倒くさいで動かないのは悲しい話。
    ・元気になるためには「決意」する。意味を見つけ肚を決めて行動する。

  • 働くことに関する様々な概念が紹介されている。計画された偶発性理論、トレッキング型キャリア、レンガ職人の話、ワークライフバランス、エンプロイアビリティ、働く理由などなど多岐に渡る。読んでいると前向きな気持ちになり、仕事へのモチベーションが湧いてくる。が、典型的な自己啓発本のように一時的に気持ちが盛り上がるだけですぐ鎮まる。個人的にはそれぞれの概念についてもう少し踏み込んだ議論があった方が読み応えがあって良いと思う。ただ、キャリアに関する色々な考え方を広く知りたい場合には良い本だと思う。

  • 図書館

  • 2023/05/04
    ・半分は偉人の格言

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著者プロフィール

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
人財教育コンサルタント・概念工作家。
「プロフェッショナルシップ研修」(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)をはじめ、管理職研修、キャリア開発研修、思考技術研修などの分野で企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。
GCC(グロービス・キャリア・クラブ)主催セミナーにて登壇も多数。
1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得。
著書に、『キレの思考・コクの思考』(東洋経済新報社)、『個と組織を強くする部課長の対話力』『いい仕事ができる人の考え方』『働き方の哲学』(7万部超)(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

「2021年 『キャリア・ウェルネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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