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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (163ページ)
感想・レビュー・書評
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長時間労働、パワハラ、原子力村、非正規雇用など現代的なエピソートを加えてますが、内容はほぼ1967年に出版したものと同じです。時代性が適合しているのでこちらの方が読みやすい印象はあり、デジタルリマスターな感じです。アナログ派は67年出版のオリジナルを読んだ方が良いかも。
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小集団の封鎖性に着目し、様々な事案(天下り、過労死、いじめ等)を読み解いておられます。そんなタテ社会への処方箋として、場は一つと限らない、複数の場所に所属する社会に向かう事、を上げられておられます。そんな努力が、閉ざされた日本の社会に風穴をあけることになる、と。名著 ‘たて社会の人間関係‘ から50年の月日が流れておりますが、著者の中根さんの目には、変わろうとして変わりきれない日本の現実がはっきりと見えているようです。★四つであります。
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日本の「場」を重視したタテ社会の中で起こっているいじめ、天下り、長時間労働、女性の社会進出などの問題を分析している。
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場の持つ強い引力のようなものを感じました。日常的にも見受けられるように思います。でも、その力は確実に弱っているとも思います。社会の成員をつなぐ新たな力は何でしょうか。
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