事故物件7日間監視リポート (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 事故物件に1週間住み調査をしていく内容。登場人物は少なく、7日間+後日譚と分かれており、非常に読みやすい。しかし調査をしているのは6日間。残りの1日は…。 9階のフロアはだれも住んでいないという不気味なマンション。何が起きても動じない優ちゃん、調査をする部屋の真上に住む、何かありそうな親子、その親子と関わりのある胡散臭い霊媒師…などの属性もりもりな登場人物。 リアルな細かい描写に呼吸が浅くなる。しかし、読み終えた後はすっきりしない。色々な謎が残ったまま。ホラー度は意外と低め。性描写ありなのは人を選ぶ。

  •  ガチガチの心霊ホラーかと思ったらそうでもなかった。
     助手が能天気というか図太くマイペースで、怖さがものすごく目減りしてしまう。
     主人公も依頼への取り組みが中途半端で、手抜かりも目立つし。まあ、その方面の専門家じゃないので無理もないのだけど…。
     訳あり物件で過ごす微妙な雰囲気をサラッと味わうには良いかと思う。

  • これをノンフィクションに分類して置いてあった~探偵業を営む俺に事故物件の調査を依頼してきたのは高校時代の文芸部の仲間で、不動産会社勤務。大学生のアルバイトを雇って、崖に建つ10階建てのマンションの909号室で過ごさせ、二台のカメラで撮影し、管理人室でチェックする。最初の晩に写ったのは頭を揺らす子供の姿だったが、それは夢遊病の気がある1009号室に住む子だった~まあ、最初のシーンだけはちょっと怖かったけど、すぐ種明かしになっちゃって、その後はふ~んって感じです。普通のフィクションの棚にあったら絶対手に取らないし、読まないだろう本でした

  • 微妙

  • 劇画化しやすそうではありますが、エロスとホラーの融合で上手く出来るのか難しいところ。

    が、観たい。

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著者プロフィール

1984年生まれ。第6回講談社BOX新人賞優秀賞を受賞し、2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ』でデビュー。14年『牛家』が第21回日本ホラー小説大賞が佳作に入選。他著作に『三丁目の地獄工場』『その花束は少年で出来ている』『煉獄ふたり』(いずれも講談社)がある。

「2020年 『事故物件7日間監視リポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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