ヤクザときどきピアノ [Kindle]

著者 : 鈴木智彦

• ＣＣＣメディアハウス (2020年3月30日発売)

感想・レビュー・書評

[おまいどんさんの感想 · 2024年1月12日]

とても読みやすく、数時間で読了しました。
ときどきヤクザな例えが登場し、笑いを堪えながらページを進めました。
残りの人生あと何曲練習できるかなあ。鈴木さんのABBAのように熱中できる曲を探したくなりました。
ピアノの歴史にも触れることが出来、笑いと学びのサンドイッチな本でした。

[pindotさんの感想 · 2020年9月20日]

なぜ弾きたい曲は著者の大好きなキュアーではなくアバなのか？

[noriさんの感想 · 2024年4月21日]

読むと元気が出てくる。
遅くにはじめたからといって、俺たちはなんの損もしていないのだ。

[きいろさんの感想 · 2024年3月21日]

ヤクザもののノンフィクションを手掛ける著者がピアノに挑戦する姿。

先生が天才すぎませんか。プロの真髄。

[はんなさんの感想 · 2024年2月2日]

52歳からピアノを始めた著者。ちょうど自分もピアノを学び直そうかと思っていたときに新聞での本書の書評が目に留まり、読んでみることにしました。

目標に向かってどう進んでいくか、練習するか、その極意はピアノに関してだけではなく、人生についても当てはまるように思いました。

[1927613番目の読書家さんの感想 · 2023年10月25日]

圧倒的読みやすさ。
物事の考え方、姿勢について、なるほど、と勉強になる言葉の数々に加えて、しっかりピアノにもヤクザにも興味が湧く。
さっそく、同著者の『サカナとヤクザ』読み進めてます。

[peakabooさんの感想 · 2023年5月14日]

52歳のヤクザの抗争専門のドキュメントライターが校了後のメチャクチャハイな状態でアバを聞いて発作的にピアノを弾こうと決意して発表会まで目指す。
ずっと蓋をしてきたピアノへの思い、ドキュメントライターならでは文献引用からの分析的なピアノ習熟の記述が非常によく描けていて、この著者の他の著作も読みたくなった。
ところどころ現れる任侠スタイル、ヤクザスタイルの描写がなぜかフィットして面白い。
大人になってピアノを弾きたくなった万人が読むと良い。

[mame3さんの感想 · 2021年8月13日]

さいきん激推ししています。
名曲「ダンシング・クイーン」をピアノで弾きたいと、教室に通い始めた、52歳のライター。専門・ヤクザ潜入ルポ。
実録ピアノレッスンが、こんなに笑えると思わなかったよ。
思わず何か始めたくなっちゃいます。

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https://okusama149.blogspot.com/2021/08/759.html

[osawatさんの感想 · 2021年5月4日]

ふむ

[azeyanさんの感想 · 2021年4月11日]

やくざ専門ライターの著者が映画『マンマ・ミーア・ヒア・ウィー・ゴー』で
観た時、映画の中で流れていたアバのピアノに感動して、なんと、52歳の彼は
ピアノを弾きたいとチャレンジしてしまう怒涛のレッスン格闘感動物語。

こんな、自分をさらけ出す本は久しぶりに読み、同じ年代のオヤジとしては、
自分にはできるだろうか？と感じながら読んでいた。

ピアノ教師の『レイコ先生』がまた素晴らしい。
若くて綺麗なレイコ先生は、50代のオヤジをまるで、小学生の男の子のように
手のひらに載せていくように、レッスンする所がいいし、
二人の会話が軽快で笑ってしまう。
果たして、52歳の著者はアバの『ダンシング・クイーン』を皆の前で
弾くことができるのか？
期待して読んでみてください。

最後のあとがきでは、涙がでてくるほど心に沁みるエピソードがいいです。

著者プロフィール

1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する。主な著書に『ヤクザと原発　福島第一潜入記』（文藝春秋）『潜入ルポ　ヤクザの修羅場』（文藝春秋）『サカナとヤクザ』（小学館）などがある。

「2021年 『修羅の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」