フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略 (NewsPicksパブリッシング) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 充実した人生を送るためのメソッドが書かれていて、改めて自分と向き合うことができた本です! りゅう

  • 人生をdoing(仕事など役割・責任がある状態)とbeing(役割・責任がない状態)の2つで構成されていると捉えている。そして、それぞれの重心(気にすべき点)を明確にすることで、戦略的に人生を歩んでいく、という考え方を記述されている。

    well doingについては、キャリアを3つの時期に分け、それぞれで重視したい観点が述べられている。細かなノウハウではなく、根底に持つべき思想レベルの話。簡潔でわかりやすく、エッセンスとして参考にできる

    8割がたdoingの話。(予防医学者の石川さんであるため、beingの話が中心かと思ったが)。well beingについての詳細は別著書や論文で読んでみたいところ。

  • ワークライフバランスは、単に仕事とプライベートな時間配分と思われがちだが、キャリアパス全体を通した考え方が整理されている。

  • 100年人生をよりよく過ごすにはどうしたらいいかについて、いくつかの見方を提示してくれている。がむしゃらに働く期間の次にどのような働き方があるのか、人生があるのか。

    ・人生を3ステージに分ける。それぞれのステージで働き方や周りとの関わり合いが変化する。
    ・Well-beingとWell-doingのバランス。これも年代によりバランスがよりWell-beingに変化していく。
    ・時間戦略
    1日、1週間、10年単位で、時間の使い方を変化させることで、ストレスが少なく、大きな目標を達成できるようになる。

    最後の「フルライフとは、自分を高めるWellDoingと自分を忘れるWellBeingのバランスを取ることである。」というところに集約されていると感じた。

  • リモート化に伴い生活と仕事がファジーになってきてるから、言っていることはわかる気がする。

  • 50代過ぎから読むと、どれだけ無駄な時間を過ごしてきたかと後悔してしまう前半でしたが、大局観の見つけ出し方や、幸福感の分析はとても参考になりました。DoとBeを使ったフルライフの講義は分かりやすかったです。ぜひ20〜30代の方達に届くといいですね。

  • 私も時間の使い方へのこだわりは強めなので、良いヒントをいくつか仕入れられた。特に長期のデザインについては今年のテーマだな。考えたい。

    とりあえず、カレンダー設定を土曜始まりに変更した。

  • 読後にやろうとしていること

    土曜日から予定を組み始める
    雑談と読書で大局観を養う

  •  駆け足で著者の理論が語られる。ただ、それを我が事として考えにくい。おお!すごいぞ!と見守る形になってしまう。
     そして、高度成長期の常識が現代では使えないように、この先についても己の常識をアップデートし続ける必要があるんだろうなぁと言うことをぼんやりと思いました。

  • 自身の人生戦略またはビジネス目標の立て方において非常に参考になる本です。特にコンセプをどう作るか?そのために脳内活動の特性を理解することと、4つの時間領域脳内活動の特性に対応させて考えるという点が知的生産活動やオフィスにおけるコミュニケーション設計を考えるときの大きな参考となりました。

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著者プロフィール

予防医学研究者、医学博士。1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論など。近著は、『フルライフ』(NewsPicks Publishing)、『考え続ける力』(ちくま新書)など。

「2022年 『むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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