螺旋じかけの海(3) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 二人の出会い編すっごいよかったです。

  •  じいちゃんが残した鳥のキメラ,キビを可愛がるタツキ。タツキは陸の森に住む魔女がじいちゃんの魂を食べたのだと信じている。オトが会いに行くのは空が真っ黒になるくらいの大きな鳥イルマ。鳥のキメラが繋ぐ物語「魔女の語る森」。
     アリイ(有井さん)が繋ぐ雪晴と音喜多の出会いの物語「烏を屠る旅」。

  • 言葉が残り、言葉からその人を偲ぶこと。

    言葉でも語られているのだけれど、言葉にならないものが胸に残りました。

  • 2人はどういった関係なのかなと思ってたらこういう関係だったか。思ってたよりも重い過去を持っていた。
    「帰りたい」って「ぼくの地球を守って」の紫苑もずっと思ってたな。ここではない何処かに自分を迎えてくれる家があると信じたい、ってことだろう。
    家が出来て良かったねとも思うけど、なんか不穏な気がする…。オトさんは長生き出来るの?

  •  Unlimitedで全巻タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

    ○魔女の語る森——口の悪いおしゃべり鳥(キメラ)の話。そういえば数年前、イギリスだかどっかで悪口ばっか喋って嫌われてるオウム(?)の話がニュースになってたような記憶がぼんやり......
    ○烏を屠る旅——二話続けて鳥の話だけど、それに絡めてハルの過去話(兄のスペアパーツとして作られた)が語られる。名作「私の中のあなた」を彷彿とさせる設定だけど、ハルが置かれていた状況はあっちとはもう比較にならないほど悲惨(>_<)。胸が痛くなってくる(>_<)。アリイやオトと知り合うことでようやっと救われてホッとした。
     これは名作中の名作と言っていい出来。
    (以下続刊)
    2023/01/17
    #3860

  • 雪晴の物語で泣いた。

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著者プロフィール

四季賞2013年冬のコンテントで藤島康介特別賞受賞の後、
「アフタヌーン」2014年5月号に読み切り「虚ろ羽の飛ぶ海」でデビュー。
2015年10月に初の単行本となる『螺旋じかけの海』1巻を刊行。

「2016年 『螺旋じかけの海(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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