歌舞伎町バッドトリップ【電子限定かきおろし付】 (秒で分かるBL) [Kindle]

著者 : 汀えいじ

• リブレ (2020年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ponponchanさんの感想 · 2024年3月16日]

刺激的で素敵なお話です。

まさかの他人の心が読める徹さん。
特殊能力があるので、有利な立場にいるように感じますが、泉輝さんに翻弄されていて、私も同じようにドキドキしながら読みました。

SMと聞くと知識がない者としては「痛そうで恐い…」というイメージを持ちますが、こちらの作品を読むととても奥が深いものなんだなと感じます。

泉輝さんが我慢しながら徹さんをとても大切にしていることが伝わってきます。
彼の鋭い目つき、とても癖になります。

[寝てるさんの感想 · 2023年10月5日]

SM良い。なんか一括りにSMというざっくり認識しかなかったのでこの作品で解像度が少し上がる感じがした。お互いずっと敬語なところも良いね。

[こひしゅがさんの感想 · 2022年2月10日]

　一巻のまま終わってたほうがキレイだったってくらい一巻は最高です。

[たなかさんの感想 · 2021年2月1日]

［ふゆ side］

なんとなくなのだけど、この手の話のなかでは方向性が珍しいような印象があって、とても面白く読んでしまった。泉輝さんの言葉づかいが、徹に対して原則ずっと丁寧語で、支配欲が出てくるときだけそれが外れるのが面白いなと思った。でも、泉輝さんの丁寧語って、誰に対してもっていうわけではないっぽい。なんか自分のなかでのルール的なものがあるんだろうか。

徹の仕事仲間のリオくんとじゅんくんも楽しげで好き。続編が始まっているみたいなので、あっちこっちまた掘り下げがあると嬉しいな。

[蒼島まりもさんの感想 · 2020年11月9日]

1巻で纏められ、簡潔なのにとても濃密な内容だったと思います。
嗜虐やら被虐やらの性癖的なものに触れる話ですが、実際読んでみると単純ながっつりSMものという感じではなく、相手の嗜好を理解しそれすら受け入れたいと歩み寄る過程や、性壁を自覚している故の悩みなど、キャラクターにもそれぞれ考えていることがあって、ストーリー的にも面白かったです。

あと、表情やセリフの生々しさなど、そう言ったものでも魅せられました。
もしも番外編など、続きがあれば絶対買うと思います。

[暦さんの感想 · 2020年8月24日]

最高…よきSM…SMとかまったくわからん、というか痛いの苦手…って受けが大好きな攻めの性癖のために一生懸命でじっくりM開花させていくのがいいし、やっぱり痛いの苦手なのにNGワード言わないけど察してあげる攻めよき…絵がいいし…めちゃえろい…
あと受けが心を読める能力があるのよき…目隠しされて普段人の心読めるのが当たり前なのに読めない不安を感じながら試されてるのもかわいいし、嫉妬して受けにあんなことやこんなことしてるのを読んでしまって(攻めは読まれてるの知ってる)びびってるのもかわいいし、心読まれてかわいいって思われてる攻めも良き…
最高すぎました…

著者プロフィール

デビューコミックス『歌舞伎町バッドトリップ』が電子紙ともに超絶話題作となり一気に注目を集めた要注目新人作家。
「嫉妬は愛を曇らせる」がコミックス2作目となる。
シンプルでスタイリッシュな絵柄。

「2021年 『嫉妬は愛を曇らせる』 で使われていた紹介文から引用しています。」