最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 [Kindle]

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  • サンクチュアリ出版
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感想・レビュー・書評

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  • 考えすぎないで人生をより良く生きていくためのヒントが、研究結果とともに紹介されている。

    どの方法も実践できそうなものが多くて参考になる。とりあえず、態度だけはポジティブにするのと、軽い運動を生活に取り入れるのは、継続していこうと思った。

    またちょっと経ったら読み返してみて、自分がこの本に書かれていることを実践できているか確認したい。

  • ・忘れっぽい人、ものごとをざっくり記憶する人の方が思考力が高い
    ・短期的にはやってしまったことに対する後悔をよく覚えているが、長期的にはやらなかったへの後悔を強く覚えている
    ・忘れる力は新しい情報への対応力
    ・決断においては「どう決めるか」ではなく、「そもそもきめられるかどうか」の方が重要
    ・重要なのは行動を決めること。まずは期限付きでもやる、やらないの方針を作ろう
    ・目先の損を気にしているときが一番危ない
    ・脳を健康に保つにはある程度新しい刺激も大切。それは体験であったり、人間関係であったり、時には新しい風を吹き込むことが必要
    ・友人の人数は関係なく、たった一人でも心から信頼できる人がいるかどうかが重要
    ・まじめに何かに取り組むのも大事だが、バカバカしいことで笑うのも必要
    ・何もしないでじっとしているのは心身にとってよくない
    ・週に120分以上自然と触れた人は心身ともに健康な傾向
    ・見た目を整えることは心を整えることにも繋がる

  • タイトルが中身を表しているとは思えないけど、おすすめの一冊。

    考えすぎない人だけではなく、ストレスを減らしたり溜めない、嫌な感情や辛いことに対処する方法が書いてある。

  • 自分が考えすぎてしまう傾向があるため、どう考えていくのがいいのかの迷いがあったので買った。

    一つ一つの傾向や、行動経済学に応じて研究の結果とその内容について研究結果とセットで書かれているのが良かった。

    読んでみて思ったことは、人間のシステムは複雑ながらも、原因と結果については案外シンプルで脆弱なもんなんだなと思った。

  • 読みやすい、分かりやすい、幅広い。

    学び
    幸福に必要なことは心身の集中、やるかやらないでなくとりあえずやってみる
    運動は幸福度につながる

    todo
    意図的にボーッとする時間を作る
    日記に洞察語を入れる 思う、感じる、分かる

  • 考えすぎて事実を拡大解釈して想像の世界を見てしまうことに対する姿勢として、
    基本スタンスは、事実をまずはいったん受け止めてみて、「そういうものだよね、と気楽に構える」という箇所が心に刺さりました。
    考えても変わらないことは多いのだと思います。
    フラットに事実を受け止める癖をつけるようにしたいものです。

    あとはリフレッシュしたいならコーヒーを飲むより体動かそうとか、とりあえず森へ行け、というのも参考になりました。

  • いつも考えすぎて、なかなか決められず行動が遅れたり、思考がグルグル止まらなくなる自分。
夫から「考えすぎは良くないよ〜」とよく言わるも、「それでも細かく考えないと決断できないよ」と反論していました。
しかし、この本で、「物事は、時間を決めて、ある程度の情報で決めるのが良い。時間を費やして多くの情報を集めすぎると、脳が細かなことを重要事項だと錯覚し、判断ミスにつながる」という記述を読み、
夫のコメントはあながち間違っていなかったことに気づきました。

何かを判断するときに、思考が止まらなくなり、疲弊したり、なかなか行動できない方に、おすすめの一冊です。

    紹介者 :ひまわりこ

    イベント開催日:2022/11/26

    イベント名:「部員さんイベント|読書の秋だよ!秋の夜長に全員集合!」
    noteURL :
    https://note.com/jibunjiku_p/n/n2825818ce282

  • とにもかくにも我々考えすぎてしまう人たちにとってはぜひ読んでいただいた方が良い本。

    研究の出典もしっかりしており、適当な雑学本ではないのがわかります。有名な話も多いのですが、人間適当がちょうど良いってことが本当によくわかります。いい加減ではない適当さ。京極夏彦さんの「地獄の楽しみ方」にも通ずる話もあり、メンタルが救われる人も多いのではないでしょうか。

    人生って楽しいばかりでないのは皆さんご存知の通りなんですが、辛い部分をいかに楽しく乗り切るかがポイントなんですかね。

    正直、他の多々ある雑学本と同じかと思っていました!全然違いました、すいません!

  • 知っておくと頭の中が少しスッキリするかも。
    情報過多の時代だから、いかにインプットを制限するか、選別するか、は色々な人が言っていて大切なことなんだよなと改めて感じた。

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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