飲食分野の作家。イギリス・ロンドンに夫と共に在住。
腕のいい漁師の父親と、料理上手な母親の間に生まれる。幼少期から食への強い関心を持ち、長じて飲食物マーケティングの専門家になる。マーケティングの仕事においては、数々の有名ブランドのマーケティングを行った経験を持つ(菓子、軽食、ベビーフード、香辛料から、乳製品、蒸留酒、ソフトドリンクまで)。マーケティングのしごとに従事するかたわらで、世界の料理を自ら試作する経験を重ねる。食に関する様々な経験を生かして、本書を執筆。2010年に刊行された本書の原著は、同年度の「アンドレ・シモン賞」(飲食に関する優れた著作に与えられる賞として有名)を受賞するなど、高い評価を得た。その後本書は10カ国語に翻訳され、ひろく世界で読まれている。
「2016年 『風味の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」