DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2020年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (249ページ)
感想・レビュー・書評
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「若い頃はがむしゃらに働いて、お金を貯めて老後は余暇を楽しむ」という常識にNOと主張する内容はかなりしっくりきたし、自分の行動を見直すきっかけになりました。
今経験できる選択肢は、年齢を重ねるごとに変わってしまいますし、自分にとって幸せに感じることを、お金をかけてでも経験し、少しでも後悔のない人生になるようにしたいなと、改めて感じられたので読んで良かったです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漠然と老後の年金だけでは、不安なので貯金しなきゃなーっと思ってたが、本書で目から鱗が落ち考え方が変わった。
とくに、世代別で5~10年単位でやりたい事を具体的に挙げて目標を立てる方法を実践したい。
お金より、思い出作りを大切にしたい。子供や飼い猫との時間を慈しみ、その年代で出来て歳をとったら出来ないことを先伸ばしにしないように注意して、体力落ちない様に健康第一で充実した人生を送りたい。 -
ずっと気になっていて、やっと読めました。
非常に、おもしろかったし、読めてよかった。
家計簿をつけはじめてから、お金を貯めることだけでなく、お金をどう使っていくか、ということに意識がいくようになった。お金を貯めるにしても何のために、どれくらい、ということを考えるようになった結果でもある。
未来が不確実であるからこそ、なんとなく使わない方が安心、というのがあるけれど、お金は満足のいく内容に使ってこそ価値を発揮すると思っているのでそこを深く掘り下げている本書はとても刺さった。
まず重要なポイントは、「今しかできないことに使う」という、使う時期についてのこと。
旅行1つとっても、20代の旅行と70代の旅行では全く違う。人生の充実度を高めるのは、そのときどきに相応しい経験、という言葉に深く頷く。
若かったからこそできた経験の価値は、年を経るごとに大きく膨らんでいくのを感じるし、思い出の配当というものは確実に存在するな、とアラフォーになってより感じる。
「人はモノではなく経験に金を使う方が幸せになれることを示している。モノは買った瞬間の喜びは大きいが、次第にその喜びは減っていく。だが、経験から得る価値は時間の経過とともに高まっていく」と。
昔は形に残るモノの方が価値があるように感じていたけれど、むしろ形に残らない思い出の方が今の私を豊かにしてくれていることに段々気付くようになった。
子どもに財産を残す、という観点から、何も死後まで待たなくても、必要なタイミング(26~35歳が最適と本書ではいう)で分け与えればいいじゃないか、という主張には目から鱗。確かに。親が80代で亡くなって60代で財産を引き継いだ、なんてケースが多いだろうけれど、貰えるならもっと早く貰った方が価値のある使い方ができるはず。
だからといって本書が無鉄砲に不用意にお金を使うことを勧めているわけではないことは重要なポイントだ。
今しかできない、価値のあるお金の使い方とはなんだろう、と考えることはより充実した人生をおくる上で不可欠な要素な気がする。
私個人のことでいえば、子どもと過ごす時間や、老い先短い親と過ごす時間はとても大切なもので、そこにお金をかけることは「今しかできないお金の使い方」であることは間違いない。
日々の選択に意識的に、という本書の言葉は胸に留めておきたい。 -
一気読み!
普段をなんとなく過ごし、一瞬で一年、また一年と社会人6年目を迎えてしまったな。
ちょっとくどい感じもしたけど、1、2年に1度読んだ方がいいな、すぐ忘れるから
読んでよかった…! -
よかった、、
人生で一番大切なことは思い出を作ること。この歳になるとしみじみ思う。仕事をしてお金を貯めるだけではなく、もっと大切なことがある。それは思い出を積み重ねること。
今しかできないことは今やる。そのうち、、という機会はなかなかやってこないもの。限りある人生、やりたいこと、できることはやっておく。経験や思い出あってこその人生だぞと。 -
基本的な考え方は同意
すぐに行動に移せないところが情けなくなってくる
自分にとって何をしてる時が楽しいか、幸せか
それがすぐに思いつかない人間にはちょっときついな
自分には健康に対する意識が足りないなと
あと、長寿年金は知らなかった -
○内容
"(あり金)ゼロで死ぬ"という強烈な題名の本。
とはいえ、何でもかんでもお金を使えと言っているわけではない。
必要以上に貯めるのではなく、経験や思い出づくりにお金を使うことの大切さを教えてくれる本。
アリとキリギリスの中間のように生きるべきだという主張。
○感想
衝撃的だったし、今後何度も読み返したいほどの本。バイブルになった。
"経験の配当"という考えは胸に刻み、どんどんやりたいことをやっていきたい。
若い時こそ、節約して我慢して将来のために投資するくらいなら、経験に投資して思い出を作った方が、人生の長いスパンで考えると良いと教えてくれた。この投資至上主義の今こそ一読する価値はあると感じる。
お金、健康、時間のバランスを考えて最適な時期に最適な経験をする。
○タグ
#経験の配当
#人生で一番大切なのは思い出作り
○メモ
・"豊かになっているはずの将来の自分のために、若く貧乏な今の自分から金をむしり取っているということが果たして正しいことか?"
・"モノではなく経験に金を使うほうが幸せになれる"
・"もちろん、老後の備えは必要だ。
だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ"
・"今しかできない経験(価値のあるものだけ)への支出と将来のための貯蓄の適切なバランスを取る" -
中身は濃くないのであっさり読めた。思い出は複利(若い頃にした経験や思い出というのは、その後の人生の人生を絶えず豊かにしてくれる)というのは言い得て妙。おそらく著者の価値観と私のそれが元々近いので、衝撃や学びは大きくなかったかもしれない。本書では書かれていないが、スキル形成やキャリア形成も同じく複利が働くので、本当はそれらとの兼ね合いが一番難しいのだろうと思う。
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若いうちに読んで欲しい…!
お金がとにかくかかる今の時代、どうしても手元にお金がなければ不安な人が多いのではないでしょうか…。
そしてその貯金は、「いつか」「何かあった時に」という気持ちで、貯金はとにかく多ければ多いほどいいと思ってしまっている人がほとんどなのではないかなとも思う。
実際に長い目で見た時に、入れ歯を入れずに好きなものを食べられる、歩いても腰は痛くない、目も悪くない、そんな健康でいられるのっていつまでだろう。
そしてそんな時期にお金を貯めて、いつそのお金を発揮できるのか。
とってもよく考えさせられました。
私は二十代後半です。もっともっと早くこの本に出会いたかったと思います。
気がついた頃にこの本を手に取り、私が考えていたようなことが言語化されていて、とても学びになりました!
もう一度、自分の死とお金、時間を考えていく機会ににりました。