世界のニュースを日本人は何も知らない2 - 未曽有の危機の大狂乱 - (ワニブックスPLUS新書) [Kindle]
- ワニブックス (2020年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (170ページ)
感想・レビュー・書評
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【完】いゃあ、今回2冊目の本でしたが、相変わらず面白い見解。
米国が興味関心を持っている英国!そそ、感覚は私が北米に住んでいた時の感覚と一致!
同じ英語を話すのに米国から見た英国は表層的なもの、そうセレブな感じ。消費財としか捉えてない。
英国人が伝統や品位を重んじる感覚は全く違う言語の日本人の方がより理解ができるという。これは、やんごとない家にお生まれの方の著書にもあった。
だから、米国女優メーガンが英国王室に嫁ぎ離脱した一連の騒動は起こるべくして起こったこと。米国人には英国人が怒っているのが全く理解できない。なるほど納得。
フィンランドの教育について日本国内ではブームになったが、あれには私は疑問を持っていた。特に北欧推しがブームになっていることに違和感があった。私が見聞きした情報とは違ったから。思っていた通り、政治的な推し活やキャンペーンが繰り広げられていたことを知って腹落ちしたところだ。
コロナ禍においても世界の情勢、防疫の情報などアンテナを立てて自分から情報を得ることは命を守ることに繋がり大事ともまとめていた。
自衛隊式手洗いを改めて見直して手を洗ってみたら、スッキリさっぱり。 -
日本人が漠然と持っているイギリスやアメリカ、フランス、北欧諸国など各国のイメージを覆す、現代の海外の最新事情。
マスコミや「有識者」が日本を落として言う「海外では…」がどれだけ正しく現実を反映していないかに気づける情報がたくさん。(だから日本最高!とかではなくて、日本に問題があるのと同じで海外には海外の問題があるということ)。
コロナ禍で出た2冊目だったようで、コロナ対策の違いにも焦点が当たってる。
それにしても、イギリスの治安悪化については気になっていたけど、わたしが思っている以上に一部でヤンキー化が進んでいるようだ… -
『#世界のニュースを日本人は何も知らない2』
ほぼ日書評 Day703
Kindle Unlimitedで。逆「出羽守」みたいな本だが、評者が知見のある米IT業界の話等を見る限り、まったく検討はずれのことを書いているわけではない。
コロナ対応の話や、オンライン学習の話等も、同程度の信頼性は持って読んで良いのだろう。
振り返って日本のマスコミの報道やワイドショーといったものの、偏向、切り取り度合いの酷さも、よくわかる。
隙間時間つぶしには良い。
ちなみに、このシリーズは5まで出ているようだ。よく売れるのだね!
https://amzn.to/44obT77 -
知らないことが書いてあったけれど、それほど重要だともお思わなかった。
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第2弾。2020年の発刊で、新型コロナウイルスのパンデミックでの世界の状況が多く含まれていました。
知っていることも多かったけれど、いろいろな国での「生活」をしたことがある人の体感が書かれていることがありがたい。
1つ1つのエピソードも興味があったけれど、世界のニュースを私なりに収集していくことが重要なのだとの啓発になりました。
とりあえず、続けて読んでみようと思ってます。 -
第一弾に続き、知らない事、勘違いしていること、得意に勘違いしていることがたくさんあった。人は思い込みにより行動する事が往々にしてあります。命に関わることでなければそこまでのリスクはないにしろ、遠回りをしていたり、損していることもあります。また、若い世代に伝えて行くにあたり、嘘を言ってはいけません。WEB上に溢れている情報をちょっとみただけで「知ってるつもり」はいけませんね。
読み進めながら、イギリス人の人格について、私の頭の中でまとまらなくなってしまった。 -
ありがちな日本はやっぱりすごかった的な内容がメイン。
アニメや文化、慣習的なものを海外に住む筆者の経験に照らしながら紹介するスタイル。
確かに日本にいてはわからないことがあるなと思いつつも、逆にそれだけではないよね?と言った疑問にもつながる。 -
私の知らない世界の事情がわかって面白かった。
ある側面だけのイメージで世界の国々と日本のことを比較してはいけないんだなと思った一冊。