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感想・レビュー・書評
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山本ゆりさんというお名前は、「とっておきドラえもんおいしいうれしいグルメ編」のどなたかの感想で、
漫画の最後で「のび太くんのお母さんは毎日のび太くんにおやつを出してあげていてえらい。
しかもピーナッツを、袋のままでなくちゃんとお皿に出している!」という山本ゆりさんの解説もぜひおすすめ。的なものを読んで知り、興味を持って読んでみた。
のび太くんのおやつにそんなことを思ったことがないので、きっと山本さんは繊細な方なのかな?とか
「おしゃべりな人見知り」
と書いてあるし、人見知りをする方なのかな?と想像して本を開く。
読み始めるなり、めちゃくちゃ関西のおばちゃんのノリで、ぐいぐいぼけて、ツッコミの連発!
まぁ、読みやすいんだけれど、最初のイメージが違いすぎて、、1回閉じる。
気を取り直して、読みたいところを読む感じで読んだら、最後「あなたがしんどいことはしんどい」という、急に繊細なテーマで、繊細なエッセイが始まり、、すらすら読む。続いて「今を生きる」という、これまたすごい王道なテーマ。心地よい面白さと繊細さ。
「生きているのは確かに今やけど、思考はたいてい未来か過去だ。」
とか、「大人になるほど記憶力と思考力が備わってくるから過去と未来に思いを馳せてしまうのはしょうがないとか。」
青山美智子さんの「リカバリー・カバヒコ」の「経験と記憶」を思い出してしまう。
まさか、青山美智子さんに繋がるとは。
今を生きるは、本当に良かった。
子育て真っ盛りの、新生児期まっさかりのてんてこ舞いの人にも、子育て落ち着いた人にも、子育て関係なくてもおすすめ。
第6章は全部良い。すらすらあっという間。
4章「いやいや期の葛藤」と、「ふたり目の娘が産まれて」も良かった。
これはこれでいいんじゃないか、ってその時は思えないから大変なんだけれも、それはそれでいいんだよと、言ってあげたい。
時間を寝かせて、また本を広げて良かった。
タイトル「おしゃべりな人見知り」にも納得
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23/8/5〜
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第8回料理レシピ本大賞のエッセイ賞受賞作。そのような賞があるとは知らなかったのだが、図書館で特集していたので何気なく手にとった。
なにこれ。めちゃくちゃ面白かった。レシピはほとんどなく、食にまつわる日記のようなエッセイ。
基本的にニヤニヤしながら読み、時折クスッとなる。最高。 -
大好き。面白い。
感覚が一緒。
友だちになりたい
お母さんと同い年ぐらいな私だけど(笑)
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美容院で髪を切ってもらいながら読んだのだが、笑いを堪えるのが大変だった。マスクOKの美容院で助かった…
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【令和3年度第2回美作支部フリーテーマ】
とにかく賑やかで楽しいエッセイです。料理家の山本さんが
「人見知り」なのにしゃべらないと収まらない。分かりますこの気持ち!なんか間が持たなくなるのですよね。
でも読んでるとそうだよねぇ~!うんうん!となってしまします。
料理家の本ですからしっかりレシピも盛りだくさんです。