デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方 (ハヤカワ文庫NF) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 受け身になるのではなく、主体性が大切ということだろう。
    facebookのようなアテンション・エコノミーが提供するものは
    便利なように見えて結局のところ彼らが金儲けをするための手段に過ぎない。

    もちろん、便利な面があるのも事実だし全く使うなと言っているわけでもない。
    どれだけ使うか、それは自分で決めなさいということだ。

    私自身はそれほどSNSに依存しているわけでないが、
    主体性を持って何をするかを決めるというのは
    人生を豊かなものにするために何より重要なことだと思っている。

  • スマホ、snsに関する本だけれど、一番根っこの部分は孤独についてのように感じた。
    良く?善く?何の漢字で当てはめるのがいいのかよくわからないのですが。
    各々にとってよく生きるための静かな深い時間が、無自覚、無意識的に繋がれてしまう今の世の中で不足している、というのは本当にそうだと感じる。
    また、そうした環境が今までの人類史においてなかった局面だというのも。
    神が死んだ後の人間が生きる事は豊かなのにとても難しい。

  • スマートフォンは、使用者をランダムな報酬と承認欲求の刺激で釣るスロットマシン。注意経済企業は使用者からの時間を奪うことで利益を得ている。「あなたの時間=彼らの儲け」。意志の問題ではなくシステムの問題。スマホで目先の楽しさを追求しても達成感はなく、徒労感と時間を無駄にしたという自己嫌悪が残るだけ。最近SNS疲れ的な症状に陥っていたので本書のすすめに従い30日間のテクノロジー利用休止をゆるめに実践中。

  • この手の本に慣れ親しんでいれば1章を読めば事足りる。インターネットは玉石混交だから「こそ」報酬系をよく刺激する、という部分はかなり手厳しい。ゆえに、依存を促すアプリから離れるには小手先のテクニックではなく大胆な戦略が必要である、というわけである。

  • 想像した内容通り。それ以上でもなく、それ以下でもない。

  • スマートフォンを上手く使おうということを提案した本。
    納得する部分が多くて、影響されて、スマホを触る時間を減らしてみた。ネットニュースやツイッターがなくてもそんなに困らないと思う。むしろ、情報が多すぎて日頃頭の中がざわざわしてたのではないかと感じた。

  • デジタルミニマリスト。
    本書ではスマホに依存しないことを推している。
    普段、無意識にスマホを使っていると
    使用時間が約3時間になるらしい。
    本書では、その時間を別の何かに変えるよう推奨している。
    が、人々は、それが出来ない。
    実は、このスマホは、スロットマシンと例えられるほど誘惑あるものなのだ。
    もしかしたら、LINEが来てるかもしれない。
    Facebookでイイねが沢山貰えてるかもしれないなど、古代から人間に植え付けられた一つの習慣、遺伝子と言われるくらい。
    スマホが気になって仕方がないのだ。
    が、本書では、スマホを使えば使うほど、充実しない結果を得てしまうと言う。
    どちらかと言えば、そういった電子媒体より
    紙や物を作ったりする方が充実感が得られるらしい。

    少しでもイイから
    スマホから離れて
    別のことを成し遂げてみよう と本書では推奨している。

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