ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる [Kindle]
- 日経BP (2021年8月19日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (566ページ)
感想・レビュー・書評
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幸運は諦めない者に訪れる。
(引用)ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる、著者:ジム・コリンズ、ビル・ラジアー、訳者:土方奈美、発行:日経BP、発売:日経BPマーケティング、2021年、235
この「ビジョナリー・カンパニーZERO」は、読み手を選ばない。
「ビジョナリー・カンパニーZERO」は、主として中小企業経営者や起業されたかたを想定して書かれている。しかしながら、本書は、ビジョン、リーダーシップ、戦略と戦術、イノベーションに至るまで、「ビジネスの基本」を教えてくれる。このスキルは、個人事業主から会社員(従業員規模を問わない)、さらには公務員に至るまで、すべての勤め人までが参考になると感じた。
この本の著者であるジム・コリンズといえば、「ビジョナリー・カンパニー」シリーズでよく知られている。特に、「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」は、第5水準のリーダーシップが紹介されており、私も感銘を受けた一人である。そのジム・コリンズと、今は亡きビル・ラジアーの共著「ビジョナリー・カンパニーZERO」は、1992年発刊の「ビヨンド・アントレプレナーシップ」をバージョンアップさせたものだ。「ビヨンド・アントレプレナーシップ」は、かのNETFLIX創業者のリード・ヘイスティングスが若手起業家に対して「『ビヨンド・アントレプレナーシップ』の最初の86ページを暗記せよ」とアドバイスをしたことで知られる。
まず、本書で役立つことは、リーダーシップである。例えば、本書には、「真のリーダーシップとは、従わない自由があるにもかかわらず、人々が付いてくることだ(本書、78)」といったことが書かれている。まさにヘイスティングスが「86ページまで暗記せよ」と言われた箇所は、リーダーシップとビジョンの章(本書の第3章・4章)である。これらの章は、読めば読むほど、社会人として誰もが知っておくべき「仕事を遂行するための基本的な知識」が次々登場する。実際、私も何度も何度も読み返して、自分の「知識」として身につけていこうと思った。それだけの価値が本書にはある。
ヘイスティングスは、第3章・4章を最重要と捉えていたようだが、私は本書の後半部分に登場する「戦略」と「戦術」にも興味を惹かれた。ビジネスのみならず、意外と思われるかもしれないが行政の世界にも「戦略」や「戦術」という言葉が頻出する。「戦略」と「戦術」は、イメージ的に理解していても、実際の組み立て方の解はまちまちだ。本書で紹介されている「戦略」と「戦術」は、オーソドックスでありながら、実効性の高いものである。ジム・コリンズらが提唱する「戦略」と「戦術」の手法は、私にとって有力な解となった。
本書の面白いところは、「諦めないこと」にも力を入れて解説している。松下幸之助氏は、「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。」と言われているし、トーマス・エジソンも「失敗すればするほど、私たちは成功に近づいている」と言われている。
本書では、過去の企業のケーススタディから、「諦めない」ことの重要性を解く。そして、冒頭に記した「幸運は諦めない者に訪れる。」という一文で結論づけている。仕事を進めていく上において、外的要因などにより、プロジェクトを諦めてしまいそうなときがある。実際に今、私もその環境に置かれている。しかし、この一文に勇気をいただき、今のプロジェクトを進めていこうと思った。
私は、「ビジョナリー・カンパニーZERO」を読み終えて、久しぶりに良書に出会えたと思った。まさに、この書籍に出会えたこと自体が、私にとって「幸運」であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジョナリーカンパニーシリーズのまとめ本のような構成。ビジョナリーカンパニーよりも読みやすく、個人的には改めて勉強になることが多かった。
◯経営
・企業が追求するべきは、売上や利益、キャッシュフローではない。バスの重要な座席の内、そこにふさわしい人材が埋まっている割合
・正しい事業のアイデアより、正しい人材のほうがはるかに重要だ
・バスに乗せる人を選ぶことが重要で、ビジョンは必要無しとまで書かれている
・バスに載せたが間違った座席に座らせてしまうこともあるので気をつける
・社員に成長してほしければ、まず自分が成長する
・企業活動の内、もっとも活用されていない要素をひとつだけ選ぶとしたら肯定的なフィードバックである
◯リーダーシップ
・真のリーダーシップは、従わない自由があるにも関わらず、人がついてくること
・重要なポストにいる人物を交代させるなら「厳格であれ、非情になるな。」と自らに言い聞かす。勇気と人情味を併せ持つことが大事
・リーダーの最も重要な責任は、会社共通のビジョンを明確にし、実現にむけて揺るぎない決意と熱心な取り組みを行うこと
・ビジョンと戦略を、人間味を添えて伝え続ける
・リーダーのふるまいが、会社全体のトーンにつながる。強ければ強くなり、いいかげんなことをしていればいい加減になる
・やらなければいけないことをやらせることではなく、やるたいと思わせるアートさがリーダーには必要
◯コミュニケーションの活発化
・社員にMTG出席するときに、最低でも1つ、全員に共有すべき情報をもってくる。意見であれ疑問であれ必ず1つ
・質問に答えるときは「良い質問だ、聞いてくれてありがとう」と答える
・社員同士でも、なにかあったときには集まって問題に取り組むように奨励する。自然発生的で形式ばらない場は、コミュニケーションに極めて有効だ
・堅苦しい形式主義は排除する
・社内に派閥や緊張関係がある場合は、橋渡し役になって解決しようとするリーダーは不要。派閥を一室に集めて、問題を解決するよう直接話し合わせるリーダーが必要
・意見ではなく、思ったことを言わせることも大切。感情を押し殺させる流れをつくると、真のコミュニケーションはとれなくなっていく
・仕事に感情を持ち込むことに疑問を持つな。人間には感情があることが当然
・ひとりか二人の社員にあらゆる話し合いを仕切らせるな。一番控えめな社員にも意見を求め、議論に引っ張り出せ
・重要な問題を指摘してくれた社員には、それが不愉快であっても感謝する
◯効果的戦略を策定する4つの基本原則
・戦略はビジョンに直結するものでなければならない
・戦略は会社の強みや固有の能力を活かすものでなければならない。得意なことをやろう
・戦略は現実的でなければならない。会社内部の制約や外部要因を考慮する必要がある
・戦略策定には実現のカギを握る人々を参加させるべきだ
◯集中か多角化か
・圧倒的に集中戦略のほうが強い
・多角化は経営者や優秀な人材の集中力と関心を分散させてしまい、全精力を注げなくなる。中途半端な力では、集中した競合に勝てない
┗ 売上構成比3%の事業であっても20%のエネルギーが奪われるなんて話はよくある話
・集中化戦略の弱点は市場の浮き沈み。ターゲット市場によって右往左往する
・それでも集中しすぎてうまくいなくなる企業は滅多にいないし、集中できずに息詰まる企業は多い
・しかし多角化は絶対にダメなものではない、ほとんどの企業が遅かれ早かれ多角化する
・もんだいは「いつ」「どれだけ」。いずれもバスの座席に重要な人物をそろえてから始めるべき
・多角化のデメリットを少しでも取り除くためには、事業や子会社ごとに有能な指揮官を置くこと。それぞれの事業に集中できるようにすれば良い
◯社員が任務に集中できるようになるための基本条件
・やるべきことが明確。目標、評価基準、期待事項、ルール。特に社員一人ひとりへの期待事項は漏れがち
・仕事に適したスキル。才能、正確、教育
・自由とサポート
・努力が認められる
・自分の仕事の重要性を理解する。仕事の社会的貢献を言っているのではない、それが会社のビジョンや戦略、チームに直結することの理解
・誤解や錯覚が少ない
・優秀な隣人や尊敬すべき人間がいる
◯文化
・頼り合う文化をつくる。人はお互いのためにとんでもない力が出る
・議論する文化をつくる。個人ではなく問題に対して議論する。最高の意思決定には反対意見という強化剤が欠かせない
◯キャリア
・キャリアのアドバイスを求められたら、「素晴らしいキャリアを築きたいのであれな、キャリアのことばかり考えることをやめること」
・自分の乗ってるバスの最大の成果を出すように勤めるべき
◯メモ
・コリンパウエル元陸軍大将
私は軍隊にいた35年間で誰かにこれは命令だと言ったことは一度もない。できるだけ丁寧に指示を伝える方がはるかに良いことを知っていたからだ
・アイゼンハワー※アメリカ合衆国の政治家、軍人、第34代大統領
第一にやらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目だ
第二に重要なのはやらなければいけないことをやらせることではなく、やりたいと思わせることだ
第三にリーダーシップとはサイエンスではなくアートだ -
ビジョナリーカンパニーと名のつく本はいくつかある。
古いものは四半世紀以上前に出版されてる。
多分、この本が一番新しい。
Beyond Entrepreneurship 2.0
というタイトルがついてる。
Beyond Entrepreneurshipを1990年代に出版し、その続編ということらしい。
Beyond Entrepreneurshipとタイトルがつくくらいなので、どちらかと言えばスタートアップ企業の経営者向けの本といった印象。
自分は経営者ではないけれど、読んでいて興味深いことは多かった。
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「リーダーらしい人格」というものは無い
直感が働かない人というのは存在しない。誰にでもある。難しいのはそれを認識し、活用することだ。
自分の体と心と精神を大切にしよう。十分な睡眠をとり、健康を維持しよう。運動し、気晴らしをし、読書をし、面白い人たちと会話しよう。新しいアイデアに触れよう
重要なのは「運に恵まれること」ではない。「恵まれた運をどう活かすか」
良いアイデアはいくらでもある。足りないのはアイデアを受け入れる力だ
最悪の失敗とは、同じ失敗を何度も繰り返すことだ。貴重なのは失敗から得られる教訓であり、失敗そのものではない
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著名な経営者がビジョナリーカンパニーを手元に置いて、ことあるごとに読み返すとどこかで読んだことがある。
その意味が少しわかった本だった。 -
本書では永続性のある偉大な企業を目指すスタートアップや中小企業のリーダーへのロードマップがTHE MAPとして体系化されている。
具体的な事例やストーリーの中で語られるリーダシップの要諦は福音として心に響く。
名著と呼ばれるだけに、主要なコンセプトは他書でも形を変え見るもので、再認識することとなった。
そのうえで、足元をみたとき、その要諦のなかで強く心揺さぶる部分であっても、自身とのギャップに天を仰ぎ見ることしかできず身を固くせざる得ない。
この固まった体から一歩を踏み出すため、この「偉大な企業への道(ロードマップ)」が自分の生きる位置から「どう理解できるか」を少し考えた。
まず、本書は、魅力的なストーリーを持ち、多くのビジネスパーソンに影響し社会にインパクトを与えてきた名著と呼ばれる。
このような力をもった本書の内容は、科学(根拠ある再現/予測性)なのか物語(思想や信仰)なのだろうか。
言い換えるなら私にとって、できる限り近づく(真似る)べきものなのか、足がかりにして乗り越えるべきものなのか
やはり作者は、このような読みも先回りして答えを用意しており、一言で答えている。
「リーダーシップはアートである」と
アートであるからには、本書に書かれている要諦をインスピレーションの足がかりに
自分を通して周りの人(チームや組織)の心を動かす行動を考えることが本書の理解の仕方なんだろうと思う。
そう考えたときに、私が本書から学びは、「偉大になる」という価値(ロードマップの終点)をもっと
自由にやわらかくして、一人一人にちがった物語の命を吹き込むようなリーダーになれたらと思うので、
このための「コアバリュー」「ビジョン」「ミッション」を形作るためにはどうすればいいだろうかと考えることができた。 -
読了、経営の名著すぎました。最も刺さった3文:
①あらゆる事業活動のなかで正しい人材をバスに乗せること以上に重要なものはない
②集中しすぎてうまくいかなくなる企業は滅多にないのに対し、十分集中できずに行き詰まる企業はかなり多い
③偉大な企業にはある程度のクリエイティブなカオスが必要だ -
偉大な企業の作り方完全版。
新たに追加した「本書の新しい視点」がこの手の研究の新発見という感じで補足となる。
科学的な知見も高まり、最後は社員の敬意という言葉で締める。
この手の本の大作まとめという感じだろうか。
ビジョンがなぜ大事で戦略と戦術にどう落とし込むか。
その前には人であり、人次第であるからには文化次第。
そのためにリーダーシップと個々の連続性を見事にストーリとして仕立てている。
もう、これ一冊でいいんじゃないかなが詰まっているが、ここの話は近年だと大体知られた話なのと、エピソードは他の書籍を読んでいたらややくどい話が多い。 -
ジム・コリンズのビジョナリーカンパニーシリーズの最新版。
毎回、経営書を超え、人の生き方にも影響を与える、本質を突く物事の考え方を示してくれる。
膨大な調査、著名人の言葉のライブラリーからの引用が、大変な説得力を持つ。
以下抜粋~
・偉大な企業をつくるためのもっとも重要なスキルは、人材について優れた意思決定をする能力だ。はっきり言っておこう。正しい人材なくして偉大な企業はつくれない。
①この人物を重要ポストにとどめているために、他の人材が去りはじめていないか。
②価値観の問題か、意思の問題か、あるいは能力の問題か。
③「窓」と「鏡」をどう使うか。
④仕事を「業務」とみるか「責任」とみるか。
⑤この1年で、この人物に対するあなたの信頼は高まったか、下がったか。
⑥バスの問題なのか、座席の問題なのか。
⑦この人物が退社したら、あなたはどう感じるのか。
・「すばらしいキャリアを築きたいなら、一番良いのはキャリアのことばかり考えるのをやめることだ」
・ブートキャンプの本当の目的は最強の隊員を見つけることではなく、極度のプレッシャーにさらされたときに周囲を助けるより自分のことを優先するような人材を排除することだ。
・有効なリーダーシップ・スタイルの要素
誠実さ、決断力、集中力、人間味、対人スキル、コミュニケーション能力、常に前進する姿勢
・「リーダーシップとは、部下にやらなければならない、やりたいと思わせる技術である」
①やらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目
②重要なのはやらなければいけないことをやらせることでなく、やりたいと思わせること
③リーダーシップとはサイエンス(理屈)ではなくアート(技能)
・判断は「誤る」ほうが「しない」よりましなことが多い。
ビジョンのメリット
①ビジョンは通常では考えられないほどの努力を引き出す。
②ビジョンは戦略的、戦術的判断を下すコンテクスト(文脈)となる。
③共通のビジョンは一体感、チームワーク、共同体を生み出す。
④ビジョンは企業がひとにぎりの中心人物に依存した状態から脱却する基盤となる。
⑤考えられないほどの努力を引き出す。
・企業を評価する第一の指標は、利益を最大化しているか否かではなく、経済活動のリスクをカバーするに十分な利益を生み出しているかだ。(ドラッカー)
・私が「もう十分だ」と思うことは未来永劫ない気がしている。この世界にはたくさんの壁があり、生きている間に超えられない壁は常にあるだろう。重要なのは、そこに向かって努力しつづけることだ。(スティーブ・ジョブズ)
・決して実現されることのないパーパスと違い、ミッションは実現可能だ。
・ミッションの4類型
①目標、②共通の敵、③ロールモデル、④内部変革
・第5水準の経営者
個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業をつくり上げる。
・偉大な組織を築く人々は、パラドクスに動じない。物事を二者択一で考える「ORの抑圧」に縛られない。むしろ「ANDの才能」によって自らを解放する。
二項対立を二面性としてとらえ直した例をたくさん見てきた。
創造性AND規律、謙虚さAND大胆さ、コストAND品質等々
・ハリネズミの概念
①情熱をもって取り組めるもの、②自社が世界一になれる分野、③経済的競争力を強化するもの、この三つの円が重なる部分をしっかりと理解することから生まれる、単純明快な自己認識。
・効果的戦略を策定するための4つの基本原則
①戦略はあなたのビジョンに直結するものでなければならない。
②戦略はあなたの会社の強みや固有の能力を活かすものでなければならない。
③戦略は現実的でなければならない。
④戦略策定には実現のカギを握る人々を参加させるべきだ。
・問題や不愉快な事実を指摘した者を罰したり、敵視したりしたはならない。むしろ感謝すべきだ。
有効な戦略的決定を下すには、現実がどれほど厳しいものであっても直視する姿勢が必要ということだ。
・確かな戦略的判断を下すには、ビジョン、内部評価、外部評価という3本足のすべてがそろっている必要がある。
・イノベーティブな企業になるために必要な基本要素。
①どこで生まれたアイデアでも受け入れる力
②自ら顧客になる
③実験と失敗
④社員がクリエイティブになる
⑤自律性と分権化
⑥報酬
・「組織には混乱がつきものだ」
混乱を完璧に抑えようとする試みは、必ず失敗する。
・クリエイティビティを刺激するためのマネジメントルール8カ条
①励ます。あら探しをしない。
②決めつけない。
③内気なタイプを後押しする。
④好奇心を刺激する。
⑤必要を生み出す。
⑥喧騒から距離を置く時間を与える。
⑦グループによる問題解決を促す。
⑧「楽しむこと」を義務づける。
・偉大な企業の研究を続けるほど、その最大の強みは確固たるイノベーション能力ではなく、イノベーションを「スケール(規模拡大)」する能力だと確信するようになった。
長い目で見れば、ベストはファーストに勝る。
・SMaC(Specific,Methodical and Consisitent)
細部にこだわり、着実で一貫性がある。
・成功の究極の秘訣
秘訣があるとすれば、これだろう。
偉大な企業は敬意という基礎の上に築かれる。
顧客に敬意を払い、自らに敬意を払い、お互いの関係性に敬意を払う。何よりも重要なのは、社員に敬意を払うことだ。出身や経歴、社内の立場にかかわらず、あらゆる社員に対してだ。 -
会社経営の入口が書かれている。
しがない一人のサラリーマンには気が重いものの、エクセレントカンパニーなる会社の商品に引かれている事実に気づき、その裏を仕組みを垣間みることができる。
自社の不甲斐なさを嘆きつつも、隣の芝生はなんとやらで、我が社も立派なパーパス、ビジョン、ミッションが並んでいるのである。
横文字多!
とにかく我が社もエクセレントカンパニーなろうではないかと思いつつも、
はて、しがない一人のサラリーマン、
まあ目の前の事をやっつけようと改めて思うのである。
「平凡な人が非凡な結果を出せると信じている人が少な過ぎる。」
非凡に到達すると信じて。 -
まだ経営側にはいないので、痛感する部分は少なかったが、組織リーダーとしてのマネジメント、リーダーシップ、現場を自分で見ることは当然と認識しつつ業務に追われると忘れがちな視点だと思った。
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ビジョナリーカンパニー1・2と並んで名著。2つと比べて具体的に活用できる話が多いと感じた。